レーバーデー明けの相場の急変に注意 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【簡易要約】
レーバーデーとは?
- 毎年9月の第1月曜日はレーバーデー
- 土日と合わせて3連休となり夏のバカンスシーズンのフィナーレ
- レーバーデー明けの火曜日から米国の学校は新年度入り
- アメリカ人は9月にやる気を出す
レーバーデーの傾向
- 株式市場は、市場参加者がやる気を出すと大体下がる
- ストックトレーダーズ・アルマナックによると9月は1年で一番悪い月
- 需給悪ということで株式や債券の売出が殺到する
過去の経緯と注意点
- レーバーデー明けに物色の流れがガラッと変わることが多い
- リーマンブラザーズの倒産、1929年の「暗黒の木曜日」の大暴落も、レーバーデー明けの火曜日が転換点
- 暴落願望を抱く必要はないですが物色の流れが変わりやすい
- 当然、セクターローテーションにも注意
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まず大事な点は、9月はパフォーマンスが12か月の中で一番不調だという事です。
もう一つ忘れてはならないのが、今年は中間選挙の年だという事です。
中間選挙も踏まえたアノマリーは下記記事をご覧ください。
【中間選挙版】
- (仕込み)1月中旬~2月末---(売り)4月中旬
- (仕込み)9月末~10月頭---(売り)12月末
広瀬氏はレーバーデー明けに注意とありましたが、ロボ太的にも同意見です。
正確には、9月末ぐらいまでに下がりきるとの見方です。
もし、レーバーデー明けに思ったより下がらず何事も起きなかったとしても、9月末までは油断しないほうが良いでしょう。
セルインメイという下に記した投資格言もあります。
「5月に売ってセント・レジャー・デー(9月第2土曜日)まで戻ってくるな」
これで注意したい点は、投資家たちはレーバーデーで帰ってくるのですが、資金を市場に戻すのは、9月第2土曜日だと早過ぎる点です。
9月下旬まではしっかり様子見をするのが大切と思います。
しかし、「外貨準備金の不足」など世界でアラートが鳴っていますので、このまま年末まで何も起きないことは考えずらいです。
またジャクソンホール講演の結果を受けても米国でも景気抑制策が検討されてるぐらいですから、引き締めて臨みたいですね。
さらには、物色される対象が変わりやすい月とありました。
その辺を追いかける場合は、ひたすらトレンドをフォローしていくしかないでしょう。
ただそれだけでは味気ないため下記に参考となる記事を挙げていきます。
まずは、「山崎式経済時計」。
個別銘柄やセクターを当てて高いリターンを狙うよりかは、長期的な右肩上がりが予想される指数に対して、バイアンドホールド戦略が勝率が高いように思います。
広瀬氏の景気循環サイクルによる銘柄選び(図表)はこちら。
楽天・窪田氏のローテーション投資術はこちら。
それぞれ似ているようで違いがあります。
迷われる場合は、山崎元氏のものが一番シンプルで実践しやすいでしょう。
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