現在の株価下落を「循環のパターン」から考える | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【簡易要約】
- 株価と経済の循環パターン
- コロナ・ショックは「異例」であった
- 2008年のリーマン・ショックは「普通」だった
普通の循環パターン
- 過剰な信用拡大によるバブルの形成
- 金融引き締めによるバブル維持の不可能化
- 資産価格下落
- 不良債権発生
- 金融システム不安
- 大規模な金融緩和への転換
- 金融緩和を背景とした経済の回復
- 好景気から次のバブルへ
山崎式経済時計
- 「普通の循環」をビジュアルで表現したのが「山崎式経済時計」
- 2022年5月下旬の状況は「3時手前くらい」
- 今後、最も重要なのは、FRBがいつ追加的な金融引き締めを止めるか
FRBの利上げについて
- 物価の抑制に対して利上げに「即効性」はない
- 有効な経済政策だが希望時期に合わせて効果を出せるほど精度はない
- 金融引き締めが続く限り株価の本格的な再上昇は難しい
- また、FRBがインフレ抑制の短期的な成果を求めて「やり過ぎる」可能性も
- その場合、株価は「壊滅的」に下落
- 「10年に一度レベル以上の買いチャンス」になる可能性も
FRBの利上げ減速の注目ポイント
- インフレの沈静
- 雇用の悪化
- 金融システム不安(経営破綻、デフォルト)
投資家はどうしたらいいか?
- 多くの投資家にとって、バイ・アンド・ホールド戦略が適切
- 特に金融システム危機は投資の好機になる可能性が極めて大きい
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念のため引用は控えますが、「山崎式経済時計」はリンク先にあるのでぜひ確認してほしいです。
はじめは少したじろいでしまいますが、見てるうちによく出来てるなと感心する作りとなっております。
山崎氏自身は「3時手前くらい」と言ってましたが、ロボ太的には「2時手前か2時位」と見てました。
強力な時計を手に入れても見誤ることはありますのでご注意ください。
ただし、経済統計やニュースなどを見ていたら、そこまで大きくハズスこともないでしょう。
株価は先見性があるとのことなので、気持ち先、1時間先を意識するぐらいでロボ太的には良いのかもしれません。
また山崎氏のすすめる戦術はバイ&ホールド。
徹底的に素人初心者にとっつきやすそうな方法です。
銘柄選びを間違えなければ、勝つ可能性は高まりますが、そもそも間違っていた場合は損を抱え続け、お金がほぼ0円になることを許容できるのであれば、試して見る価値はあるでしょう。
もちろん、コアサテライト戦略の範囲内で。
〇〇ショックや〇〇危機が起こった場合は、ぜひ参加したいものですね。
ただし、コロナショックのときは急回復しましたが、通常のショックの場合は、4-6か月ぐらいズルズルさがるため、焦りは禁物です。
また単純にGAFAMを買っておけばよいのかというと、そういう訳でもないでしょうから、その点も気をつける必要があります。
すでにFBは社名も変更して株価も不調ですし。
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