円安=幸運の最強投資 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【簡易要約】
- この円安は米金利連動の極めて明快な循環現象
- 円安メリットを最大限活用する最強の投資戦略
前提となる今後の流れ
- 米金利が上がる間は、円安トレンドが続く
- FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げは2022年末3.4%、2023年末3.8%
- 2022年末にインフレ鈍化、2023年中の景気後退リスク
景気循環を利用したサイクル投資術
- 米金利が上がり始めたら米株価は反落も、円安で日本投資家にはメリット
- 向こう3~12カ月、景気後退を見極め円転(ドルを円に替える)
- その後、米金融緩和過程で円投(円をドルに交換)して米株投資
- 立派なサイクル投資の一環
さらに解説
- 現在、保有のドルは円安の為替差益だけでプラス収益の投資家が多い
- どこで円転しても立派な利益
- 米金融引き締め後、株式が逆金融相場、逆業績相場で落ちきる
- さらに金融緩和に転じ、株式も金融相場で息を吹き返すサイクル
成功させるポイント
- 重要なことは、相場が変化するタイミング
- アンテナを張り、サクッと見切り行動するだけ
最後におさらい
- 米金利が低下したら米株買い
- 金利が上がり始めたら株を売ってキャッシュ(現金化)を増やす
- 円安のピークを見計らって円転する
→1に戻る。米金利低下で円投し米株買い
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先日も紹介した景気サイクルの表を見ながらのほうが理解が進みそうです。
青:米株を買う(キャピタルゲイン)
黃:米株を売りドルを保持(円安)
赤:ドルを売り円に変える(為替差益)
緑:円をドルに変える(円高)
禍福はあざなえる縄の如しは相場も然り。ディフェンシブ株の妙味と戦争早期解決に思いを馳せる。 - 株式会社カブロボの運営メモ
基本的には金利上昇に着目して売買をするスタイルです。
米株では、金利上昇のニュースが出れば徐々に株価は下がっていきますし、金融緩和のニュースが出だしたら、これまた徐々に株式の方へ資金が流れていくでしょう。
ドル円は、為替の円安円高のタイミングに合わせ適時、交換するイメージです。
相場の格言「頭と尻尾はくれてやれ」の通りで、大筋の流れを掴めば大きく損はしないはずです。
また個別銘柄を選択するのが難しい場合は、S&P500に連動するETFでもよいでしょう。
冷静にタイミングを見極めてトレードすることが大切になります。
このサイクル投資の考え方は、ロボ太的の考えとも合致するため、オススメできる手法と考えます。
ただし、為替については米経済が景気後退すれば一時的に日本円に資金が流れる円高方向に進むと考えられますが、中長期的には全体的な円安を予想しています。
そのため、ドル円の交換については全部を出し入れしなくてもいいのでは?とも感じます。
また、今後の世界経済を見たときに、今までのような経済成長を米国が続けられるかという不安もあります。
ウクライナ侵攻をきっかけに、世界中で自国の保護政策や規制が強まる向きもあり、米株一強の時代は終わったのかもしれないと感じています。
それでも全世界株に投資するにせよ、全米株に投資するにせよ、年平均5%以上のリターンは期待できるため、有効であると捉えています。
長期で相場と向き合うには、NISAを活用した積立投資も有効ですが、このようにちょっと手間をかけたトレードで、より効率的に資産形成をするのも悪くありません。
売買をすることで手数料や税金の問題も発生しますが、そこまで頻繁に売買を行わないのであれば、メリットのほうが大きいのではないでしょうか。
もし高いリターンを最小の手間で実現したい場合は、年率30%を目指す、信用ロボアドをポートフォリオに入れることを検討ください。
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