【簡易要約】
市場参加者たちの思惑
- 2月に入って雇用統計、消費者物価指数、生産者物価指数、小売売上高、コアPCEインフレなど経済指標はいずれも強い数字だった
- 連邦準備制度理事会はタカ派のスタンスを変更できないと市場参加者が感じ、米国株は売り先行
FFレートの先行き
- フェデラルファンズの先物の市場はフェデラルファンズ・レートは5.25~5.50%に到達することを織り込んだ
- 3月、5月、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)でそれぞれ0.25%の利上げ
- いまは利上げサイクルの最終局面
投資戦略
- 2024年は大統領選挙の年で、今年は「Pre-election year」と呼ばれ、株式市場が好調になることが多い
- とりわけ3月は突出してパフォーマンスが良い経験則
- 以上を踏まえると、いま米国株に対して弱気になるのは得策ではない
アメリカのマーケット展望【2023年3月度】 - インヴァストNAVI|総合ガイド【公式】
【簡易要約】
3月以降の投資戦略
- S&P500指数の向こう1カ月のターゲットは4080
- 2月の相場は一進一退
- 3月は市場参加者が考えているほど強くないというデータが出始めると予想(株式にとってプラス)
- 3月・4月を通じてロングのポジションを維持することが望ましい
業績に関して
- 22年第4四半期決算発表シーズンはほぼ終了
- EPSパフォーマンスは過去10年の平均を下回るなど決算は冴えなかった
- 業績面での援護射撃は余り期待できない
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選挙アノマリー(1946年から2021年の過去76年間調べ)については、下記をご覧ください。
今年は、相当強気になってよい年です。
しかし、まだ株価的には恩恵は受けられておりません。
実際、季節性アノマリーを見ても4月と10月以降に大きく上がるため、それ以外の月ではレンジ相場の展開になります。
もし、アノマリー(経験則)通りに行くならば、3月や夏場の急落などが起こった場合が絶好の買い場となります。
大方の見方としては、利上げは最終局面で米経済も強いため、もしかしたらノーランディングシナリオもあり得るかもと囁かれたほどです。
ロボ太的には、「景気後退なくしてインフレ抑制なし」の考え方を支持しているため、どこかで小幅でも下げる展開があり、それをもって景気後退の完了を予想しています。
ただし、インフレが長くしつこく続いてきましたので、これからの展開に関しても、思ったより時間はかかるのではないかと考えています。
そういう展開の場合、投資してもすぐに利益が出なくてじれったいですが、逆にいつ上昇するかも不明ですから、チャンスに備えてコツコツと買い増しておくのが得策と思います。
そういう意味では、来るべきチャンスに備えて年率30%を目指す、信用ロボアドも検討いただければ幸いです。
運用実績は、下記よりご覧いただけます。
・デモトレード
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