米国市場は暗夜行路:中間選挙年のアノマリーにも注意 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【簡易要約】
大統領選挙前年のアノマリー
- 「大統領選挙の前年(中間選挙の翌年)は株価が上昇しやすい」
- 現職大統領が翌年の大統領選挙をにらんで景気浮揚に注力するため、との説
1946年から2021年の過去76年間調べ
- 「大統領選挙の前年」の平均騰落率は+15.9%
- 「大統領選挙の翌年」の平均騰落率は+8.0%
- 「大統領選挙年」の平均騰落率は+6.8%
- 「中間選挙年」の平均騰落率は+5.0%
※76年間の算術平均(+9.0%)
中間選挙年のアノマリー
- 「4年の選挙サイクルの中では中間選挙年は最低」
今年の戦略は?
- アノマリー的に今年は上値の重い年
- 8月下旬から10月にかけて相場が低迷
- その後は年末高や新年(2023年)の株高が期待できる
- 秋に向けての株価調整は「押し目買い」や「積み増し買い」の好機
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全体感をみるためには今一度、こちらをご確認いただければと思います。
季節性アノマリーを抜粋すると下記の通りです。
【通常版】
▲(仕込み)3月初~中旬---(売り)4月末~5月頭
▲(仕込み)5月~6月の急落---(売り)7月頭
▲(仕込み)8月~10月下旬拾い---(売り)11月末
(仕込み)12月中旬---(売り)2月末
※▲=中間選挙の年は危険!
【中間選挙版】
(仕込み)1月中旬~2月末---(売り)4月中旬
(仕込み)9月末~10月頭---(売り)12月末
中間選挙年はエントリータイミングが非常に少なく、じれったい年になると考えていましたが、実際に好機はあれどじっと堪えてきた状況でした。
今後は、アノマリー通りの展開になるか見届けたいです。
それに加え今回、特に気になったのは「大統領選前年のアノマリー」です。
大統領選の前年となる23年は、アノマリー的には4年の中では一番パフォーマンスが良くなる年だそうです。
これは、中間選挙年が悪いことも影響してそうですが、年間を通じてみたときに、来年(23年)の年末の株価は期待できそうだという事です。
今後の流れとしては、10月中頃までに急落があれば「買い場」。
その後、年末年始で売り&買い直し(買い増し)のタイミング。
新年以降は、景気抑止策などの懸念から控えめ。
インフレの下降、4%以下になるなどの節目、FRBの利下げ示唆などの観測があり次第、動きが出てくるような流れです。
ただし、インフレ率がどうなるか、利下げに踏み切るタイミングなどは分からないため、来年についても根気が試される展開は引き続き継続しそうです。
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