円・ドルは6割上昇も、日銀政策正常化と米金融緩和重なれば-ドイツ銀 - Bloomberg
【簡易要約】
- 日本銀行による本格的な金融政策正常化と米金融当局の緩和サイクルが同時に進行した場合、円・ドル相場は1ドル=85円まで急伸する可能性
- ドイツ銀のアナリストは均衡為替レートの適正水準を1ドル=100円前後と算出
- 現在はこれを約30%下回っている
円のバリュエーション
- マイナス金利政策やイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)などの異次元緩和を解除により政策正常化
- 日銀政策の見通しは現時点では流動的
米当局は政策金利
- 高止まりが長く続く可能性
パウエル議長、必要なら利上げペース加速の用意-上院銀行委証言 - Bloomberg
【簡易要約】
- 政策金利を従来の想定より高い水準に引き上げる公算が大きい
- 必要であれば利上げペースを加速させる用意がある
- パウエル議長「2%に戻すための道のりは長く、起伏の激しいものになる公算が大きい」
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日本の金融政策解除と、米国の金融緩和のタイミングが合えば、1ドル=85円の可能性もあるとのこと。
もし、タイミングが合わなかったとしても、金融政策(マイナス金利政策やイールドカーブコントロール)を解除した場合、1ドル=100円まで進行する可能性があると見ているようです。
次期総裁候補の植田氏がどう判断するかにもよりますが、日本の景気が回復しない限りは、金融政策解除は行わない方針でした。
今回のインフレも景気の強さから行われているものではなく、資源価格高騰がきっかけです。
となると、しばらくは行われない公算が高いです。
日本の金融政策解除が、どのくらい先延ばしにできるものなのか、判断はつきずらいですが、できるだけ早く解除したい思惑はあるのではないでしょうか。
米国としては、来年選挙を控えていますから、現職大統領は株価を上げて選挙戦を有利に進めたい思惑が出てきます。
そのため、今年の10月以降は米国株の上昇に期待が持てます。
問題は、そのタイミングで植田氏が金融政策解除を実施するかどうかです。
タイミング的には、登用されて6か月経過したタイミング。
タイミングが良いと言えば良いですし、時期が早いと言えば早いです。
やはり、現在の異次元金融緩和をどれぐらい維持できるかが焦点となりそうです。
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