最高6.5%への米利上げ必要、学会・金融界エコノミストが論文で指摘 - Bloomberg
【簡易要約】
金融界エコノミストの主張
- 米政策金利は6.5%に引き上げる必要があるかもしれない
- 米金融政策当局の見通しが依然として楽観的過ぎる
- 物価を制御するにはある程度の経済的痛みを与える必要がある
予測
- コンピューターモデルは2023年下期に5.6%、6%、6.5%で金利ピークと予測
- 「軽度のリセッション(景気後退)を起こさずに経済をソフトランディング(軟着陸)に導き、その過程でインフレを2025年末までに2%目標に戻す能力が、FOMCにあるのか疑わしい」
- 「2023年いっぱい、そして24年入り後も景気抑制的な姿勢を維持すれば、インフレを2%目標に近づけると考えられる」
FRB理事ら、インフレ高止まりリスクに警戒感-PCE予想上回る - Bloomberg
【簡易要約】
- 米金融当局者はインフレ率は高過ぎ、落ち着くまでに時間がかかるとの見解
- ボストン連銀のコリンズ総裁「十分抑制的な水準に達するまでさらに利上げを行い、その後しばらく、その水準を維持することを想定している」
~~~~~
「金融当局がより長期にわたって景気抑制的な政策を推進する一方で経済成長が持続するという、『ノーランディング』のシナリオ」
「ノーランディング」シナリオがどうして出てきたのかは不明ですが、投資家たちへの配慮だったのでしょうか?
しかし、現実的に考えると「リセッション(景気後退)なくしてインフレ抑制なし!」と言う状況です。
経済を潰し一時的に雇用を冷えさせなければ、インフレ抑制も達成できません。
しかし、投資家たちも材料出尽くしで油断しきっているせいか株価が下がる余地もありません。
雇用統計の結果が悪くなれば少しは下がるのでしょうけれど、下落体制がついてしまったと言いますか、お金自体はまだまだ大量に余っている状況です。
そのため、株価も大きく下がりきらないのではないでしょうか。
ロボ太的には下げのチャンスを今か今かと待ちわびているのですが、上がるのにも下がるのにもどちらにしても忍耐が必要な展開が続きそうです。
いつ訪れるか分からないチャンスを逃さないためには、年率30%を目指す、信用ロボアドを検討ください。
運用実績は、下記よりご覧いただけます。
・デモトレード
・トレーダーYの「信用ロボアド」運用ブログ
疑問・質問などは、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。