市場は6・7・9月の連邦公開市場委員会でそれぞれ0.50%の利上げを織り込んだ
【簡易要約】
- 米国の政策金利はフェデラルファンズ・レート(略してFFレート)
- 3月に0.25%、5月に0.50%の利上げで現行の政策金利は0.75%~1.00%
- 6月に0.50%、7月にも0.50%の利上げのシグナル
- 政策金利は1.75~2.00%になると予想する市場参加者が87.6%
- 9月のFOMCでも0.50%の利上げがあるとする市場参加者が60.4%
- 理由はインフレがなかなか収まらないという観測が台頭しているから
⇒米国株が上昇するほどFRBはタカ派なものになる
イエレン長官、インフレ高止まりを警告-「一過性」は誤りだと再認識 - Bloomberg
【簡易要約】
- イエレン米財務長官「インフレは高い状態が続く可能性が高い」
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インフレ鈍化が現れるまで積極的利上げは続けられる模様。
市場参加者は、簡単に高インフレ状態が解消しないと予測し、9月までは0.5%利上げが行われる想定が過半数を超えているようです。
FRBの初動が遅かったこともあり長い間、放置されてきた高インフレ状態。
たしかに、そう簡単には解消しなさそうです。
「軍事衝突(地政学イベント)が起こった場合、株価的には半年後から1年後にかけて5.5-8.6%、6-7割の確率でポジティブ」
軍事衝突アノマリーでは、衝突から半年後の8月や、1年後にあたる2月に向けて、株高が期待されますが、現状では徹底的に市場を痛めつけることになっても強気の姿勢は崩さない様子です。
ただし、9月以降も続き、2%を超える水準に達してくると、いよいよソフトランディングは厳しくなると考えたほうが良さそうです。
今はただ、人々が安心した生活を送れることを願って、行方を見守りたいです。
ただし、チャンスはいつ訪れるか分かりません。
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