【簡易要約】
山崎元氏おすすめの「新しいNISA」を活用術
- 金融資産をNISA口座に早く寄せること
- 全世界株のインデックス投信一本のみに投資すること
新しいNISAの仕組みの本質は、運用商品を持つための「有利な置き場所」
- 制度上の有利さを最大限に利用する
- 運用全体の一部分として使う
- 置き場所ごとの特性に合わせた最も有利な投資対象を割り当てる
iDeCoとの棲み分け
- iDeCoとNISAの両者を比較すると、所得控除のメリットが大きなiDeCoの方が有利な場合が多い
- iDeCoに割り当てる金額を先に決める
- 専業主婦のような所得がない方の場合は、引き出しに制限のないNISAを優先的に利用する
1.なるべく早く、金融資産をNISA口座に集める
- 新しいNISAでは一人あたり年間360万円投資することが可能
- 現在の資産を取り崩して生活費に充て毎月30万円の積立投資を行う
- 上記のようなやり方で、持っている金融資産をNISAに早く集める
買い付ける際の誤解や注意点
- ドルコスト平均法で投資したからといって、持っている資産のリスクが縮小するわけではない
- 分割投資には気休め以上の意味はない
- 月に1万円でもいいので、NISAの利用を始める
- NISAは「置いておくとお金が増える(かもしれない)お財布」のような感覚
2.全世界株のインデックス投信一本のみに投資する
- 長期投資に向かない商品は、短期投資にも超長期投資でもダメ
- 世界株式のインデックスファンド一本よりも良いリスク・リターンの特性の運用ができる可能性はありますが、その差は微差
- 投資対象商品を一本に絞ると管理が簡単
- 「リバランス」が不要
~~~~~
「卯跳ねる」が期待される23年。
昨日は、悲観的なポジショントークをしましたが、年始はあらためて最新の資産形成方法について、山崎元氏の資産形成術を紹介します。
新しいNISA(新NISA)の内容が固まったことで、日本における資産形成術はだいぶシンプルになりました。
本日の記事で紹介した通り、①新しいNISAの制限枠をフル活用する形で、②全世界株のインデックス投信への投資を、③なるべく早く完了させることが大切です。
注意点としては、生活防衛費として何があっても手を付けてはいけない資金を生活費の6-9か月分用意しておくこと。
もうひとつは、目先で必要になるお金は投資に回さないで取り置いておくこと。
上記2点を網羅したうえで山崎氏のプランを実行すれば、まず間違いはないかと考えられます。
iDeCoについては、取り崩せないのが悩ましいところではありますが、引き出す予定のない眠らせておくお金として、所得控除に使えますので、余裕がある方は積極的に利用することがオススメです。
上記を完了させたうえで、積極的に資産運用をブーストさせたいと考える場合は、年率30%を目指す、信用ロボアドを検討ください。
運用実績は、下記よりご覧いただけます。
・デモトレード
・トレーダーYの「信用ロボアド」運用ブログ
疑問・質問などは、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。