今回は、過去記事の内容を基に23年の干支アノマリーおよび米国大統領選アノマリーを紹介し、23年の投資戦略を考えます。
干支アノマリー卯年(うさぎ)「卯跳ねる」
23年は1950年以降の騰落率でみても、4勝2敗16.2%の騰落率です。
跳ねるはそのままのイメージで、株価上昇を意味しています。
米国大統領選アノマリーは、「選挙前年」にあたります。
選挙は、大統領選年とその前後、中間選挙の4パターン。
そのうち、選挙前年は2番目に良い年となります。
1950年以降の騰落率では13.58%です。
単純にアノマリー通りの場合、23年はだいぶ好調のようです。
しかし、現在のインフレ高止まり状態を考えると、大きく上げるとしても23年10月以降ではないかと予測します。
それに通常の季節性アノマリーも加味します。
こちらは過去20年間のデータになります。
ただし、金融緩和による株高の影響が強く盛り込まれているため、現状においてはこちらで過信し過ぎるのは禁物です。
ただし、先ほどお伝えした通り、本来であれば10月以降に大きく伸びるため、その辺を見据えて6~7月、8月の枯場の急落などを拾うつもりで張っておくのが良さそうです。
また最近コモディティについて話題にすることが多く、先日は原油がチャンスかもとお伝えしたこともあり、原油のチャートも添付します。
こちらは、普通に2月以降に大きく上昇し、7月ぐらいまで続くようです。
この組み合わせですと、前半は原油、後半は米株(S&P500)などでともに15%ずつぐらいのリターンが見込めそうです。
もちろん、子のチャートだけを鵜呑みにするのではなく、現在の価格の妥当性などもあわせて考慮したいところです。
過去から見ると、原油もS&P500も高い水準ではありません。
ただし、ここからさらに下がらないとも言い切れない状況で、さらに下がる可能性もありますので注意が必要です。
今回提示したシンプルな投資戦略を実行するのも良いですし、より手軽にかつ積極的にリターンを目指すのであれば、年率30%を目指す、信用ロボアドを検討ください。
運用実績は、下記よりご覧いただけます。
・デモトレード
・トレーダーYの「信用ロボアド」運用ブログ
疑問・質問などは、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。