NISA、生涯投資上限額1800万円の方針 非課税期間も無期限に | 毎日新聞
【簡易要約】
- 少額投資非課税制度(NISA)の生涯の投資上限額を計1800万円とする方針
- うち1200万円は株式投資にも使える「成長投資枠(仮称)」
- 制度拡充で「貯蓄から投資へ」の流れを後押ししたい
- 「資産所得倍増プラン」の目玉
- NISAの大幅拡充と所得格差の是正策をセットで講じることで、「富裕層優遇」批判をかわす狙いも
- 現行制度では2種類のNISAに同時に投資はできないが、新制度では両者を一体化
現行のNISA
- 一般NISA
- 制度の年限:2023年まで
- 非課税期間:5年
- 年間投資枠:120万円
- 生涯投資枠:600万円
- つみたてNISA
- 制度の年限:2042年まで
- 非課税期間:20年
- 年間投資枠:40万円
- 生涯投資枠:800万円
新NISA(24年1月以降)
- 一般NISA
- 制度の年限:恒久化
- 非課税期間:無制限
- 年間投資枠:240万円
- 生涯投資枠:1200万円(成長投資枠・仮称)
- つみたてNISA
- 制度の年限:恒久化
- 非課税期間:無制限
- 年間投資枠:120万円
- 生涯投資枠:1800万円
富裕層課税を2025年から強化、所得30億円以上を想定-資料 - Bloomberg
【簡易要約】
- 自民党税制調査会は富裕層への課税を強化する方針
- 追加負担が生じる層の平均的な年間所得水準は約30億円以上を想定
- 2025年からの適用を目指す
- 課税強化案は、給与・事業所得に加え、株式や土地建物の譲渡所得その他の合計所得が対象
- 負担率の増加分は所得50億円程度で2-3%程度
スタートアップへの再投資、20億円まで売却益課税を免除-資料 - Bloomberg
【簡易要約】
- 個人投資家のスタートアップ支援を促す税制優遇措置案
- 株式売却益を原資にスタートアップに再投資する場合、20億円までは譲渡益への課税を免除
- 来年4月から実施
- 対象となるのは自己資金を用いた起業と一定の条件を満たしたスタートアップへの再投資
- 譲渡段階で損失が生じた場合には他の株式譲渡益と損益通算でき、3年間の繰り越し控除も可能
- 「新しい資本主義」の実現に向けた重要政策
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「新しい資本主義」や「資産所得倍増プラン」、「貯蓄から投資へ」に「インベストイン岸田(デス)」など、たくさんの標語はあれど具体性が見えてこず批判の声も多かった現岸田政権。
しかし、自民党の勝利確定後にしっかりと仕事をしてきた印象です。
「岸田政権は、衆院を解散しない限りは、2025年まで国政選挙の予定がない『黄金の3年』となる長期政権」
何といっても目玉は新つみたてNISA。
年間投資額は上限120万円(月10万円)で、生涯投資上限1800万円(最短15年)。
仮に月額を半分にしたら30年ですし、1/3にしたら期間は約3倍(45年)になります。
つまり月3万円で年間36万円。それを50年つみたて続ければ1800万円です。
そして新卒(22歳)から定年(70~75歳)と想定するとほぼ50年。
目安としては月3万円といえるでしょう。
ただし、ロボ太的つみたて投資のすすめとしては、若い時ほど経験やスキルアップなど自分自身にお金を使う自己投資を進めています。
その後、家庭を持ったり昇進昇級したタイミングで5万円を積立て始めれば、追いつくことは可能です。
また子供ができて生活費に余裕がなくなった時は減額しても、手がかからなくなってきたタイミングで再開すれば平均して月3万円は達成できるのではないでしょうか。
また2000万円以上資産を持っていても老後にお金を残して逝ってしまう人も多くないと聞きます。
そのため、60歳や70歳以降は、二世代運用も検討することをオススメします。
また、介護保険利用テクなども併せてご覧ください。
つみたてNISAとともに、この辺の制度活用をうまく実施するだけで、子供世帯はだいぶ楽に資産形成を行えるのではないでしょうか?
実際、世界の富豪は富の継承を行っていて、一般人と言われる人たちは行っていません。
それが世界の大富豪と私たちの違いです。
逆にこれまでの歴史の中でも多くの人がチャレンジしてきましたが、実現できなかった理由は、お金による血縁者同士の争いでしょう。
その辺の難しさはありますが、理屈でいったら子供に遺産を残し、金融教育も実施するほうが親切と言えます。
とにかく、新つみたてNISA1800万円分を使い切ろうとすると、余計な投資にハマらずによいのかもしれません。
また、富裕層課税はスタートアップ支援についても進捗がありますけれど、こちらはあまり関係なさそうです。
元々お金持ち(所得水準30億円以上)の人や、IPO投資などスタートアップ界隈に興味がある人たちが対象です。
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