まもなく日本円は紙くず化する…この半年で5兆円超の資産価値を失った日本銀行が債務超過で潰れる日 次の日銀総裁が「最後の日銀総裁」になる | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
【簡易要約】
モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)元日本代表の藤巻健史氏
- 政府や日銀に円安を止める方法はない
- いまのうちに円をドル資産に替えたほうがいい
12月2日の参議院予算委員会で浅田均参議院議員
- 金利が上昇したら日銀保有国債にいくらの評価損が発生するか?
- 1%の金利の上昇で28.6兆円、2%で52.7兆円、5%の上昇で108.1兆円、11%上昇で178.8兆円の評価損(1年間の国の税収が70兆円)
不安定な立場の日本円
- 日銀の債務超過が続き、通貨の信認が揺らげば、円の価値は大暴落
- ハイパーインフレという究極の大増税
- 外国人投資家が売りをかけ、円を手放せば、通貨の信認は揺らぎかねない
日本円が危ないワケ
- 原油購入のためにルーブル決済を強制できるロシアと違い、決済を強制できる資源もモノも持たない日本の通貨
- ドルとの交換が不可能になる以上、世界のローカル通貨となる
マネーは『信用』が基盤
- 金本位制の時は金が紙幣の信用を担保
- 管理通貨制度は、中央銀行が信頼に足る金融政策を行うことで担保
解消方法とは?
- 世界がデフレに逆戻りしない限り債務超過は解消できない
- 量的緩和を継続しないと、長期金利が跳ね上がり債務超過を起こす
- 日本の物価上昇が激しくなっても対処する手段が無い
- 円をドル資産(現金に近いドルのMMFなど)に替えて資産防衛の体制を整えておくことをお勧めする
Xデーの判断材料
- 雨宮氏が次期日銀総裁への就任を固辞すれば、日銀崩壊は確定的
- 雨宮副総裁は、黒田総裁同様、日銀の窮状を理解している
- 「日銀をつぶした最後の総裁」という汚名は着たくない
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昨日、「卯跳ねる」と23年の相場格言を紹介したばかりですが、年末最後は冷や水ぶっかけをして終わりたいと思います。
日本に今後訪れる深刻な事態と言えば、少子高齢化が挙げられます。
現在も進行中で、2050年に向けてますます深刻さを増していきます。
また、2027-32年にかけては、台湾・中国問題の緊張感が高まると予想されています。
さらには、2030-40年の間に南海トラフ地震や富士山噴火などの発生も予想されています。
しかし、今回のお話では、2023年4月に交代予定の新日銀総裁ですが、雨宮氏が拒否をして中曽氏になった場合は、Xデーの緊急性が間近と考えられるようです。
時系列では、
2020-50年:少子高齢化が年々深刻化
2023年4月~:日本円ハイパーインフレリスク
2027-32年:台湾有事リスク
2030-40年:南海トラフ地震・富士山噴火リスク
となります。
つまり、国防をあれこれ考えるのも大事ですが、個人レベルで考えると日本円紙屑リスクも消して低くはなく、何らかの対策を取っておかないと危険なレベルと考えられます。
幸い現在は、円高のほうに進んでいるため、トレンドが鈍くなってきたタイミングで、一部資産はドルで保有しておくことが望ましいです。
ロボ太的にはすでに一部資金は外貨で保有していることもあり、全体の3割から5割は常に外貨にしておくことを目指しています。
今回のタイミングの円高を逃したら、次にいつ外貨に換える好機が訪れるか分かりませんので、分割しながら段階的にドル転を進めていく予定です。
目安としては120円±5円でしょうか。
23年為替としては、130円±15円ほどをみています。
外貨比率については、まったく保有していないのであれば、まずは1~3割を目指してみてはいかがでしょうか?
年率30%を目指す、信用ロボアドを検討いただくことも大切ですが、日本円とは別に外貨での資産保有もリスク分散の観点から、強くお勧めいたします。
ロボアドの運用実績は、下記よりご覧いただけます。
・デモトレード
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