パウエル議長、「なお道のり残る」-0.5ポイントに利上げ減速後も - Bloomberg
【簡易要約】
- 米連邦準備制度理事会(FRB)パウエル議長は、現在の積極的な利上げはまだ終了してはいないとの見解
- 金融当局者らの予測では来年の政策金利予想が引き上げられた
- 前回まで4会合連続の0.75ポイントから利上げペースを0.5ポイントへと減速
- 今回の利上げでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジは4.25-4.5%
- FOMC参加者の予測中央値では、政策金利は来年末5.1%、24年4.1%の見通し
- いずれも9月時点での予測から引き上げられた
次回予定
- 23年1月31日-2月1日に開かれる次回FOMC会合での利上げ幅は0.5ポイント継続と0.25ポイントへの減速両方の可能性
当局者方針
「インフレ率を時間とともに2%に戻すべく十分に抑制的な金融政策スタンスを実現」
「まだ十分に景気抑制的な政策スタンスではない」
「経済を十分減速させる必要がある」
FRBは予測でこれまで絶えず間違ってきた-グッゲンハイム - Bloomberg
【簡易要約】
- 米連邦公開市場委員会(FOMC)が13、14日の会合で、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標の0.5ポイント引き上げを決めた
- 米金融当局がその予測でこれまで絶えず間違ってきた
市場は当局に挑む用意がある-アメリベット・セキュリティーズ - Bloomberg
【簡易要約】
- 米2年債利回りは米当局が政策金利として目指す5%を大きく下回っており、「市場は当局に挑む用意がある」
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FRBの利上げに対する市場の見解です。
当局に挑む覚悟というのは、具体的にどういうアクションになるかは読み取れませんでしたが、目指す金利より低いということで、そこの低金利を活かした短期上昇を狙いに行くのでしょうか?
過去記事では以下のような事象も取り上げました。
「2022年3月からの米ドル/円のチャートに米国の金利(2年債利回り)がきれいに重なって推移してきた」
「米金利がさらに大きく上昇する見通しとなったら、米ドル高・円安も加速する可能性」
「10年物国債利回り」(長期金利)についてですが、金利と相場の関係についてはこちらをご覧ください。
まとめますと、FRBの全体の方向性としては変わらず、ソフトランディング(軟着陸)させるため、より丁寧に時間をかけて利上げ~維持~利下げを実施する見通しです。
そのため、市場参加者が思っている以上に、時間はかかりそうだとの予測です。
それが、2%までに戻したいけれども「政策金利は23年末5.1%、24年4.1%の見通し」ということでしょう。
なかなかじれったい展開ですが、相場の状況がいつどう変わるか分かりません。
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