140円での米ドル売り後にさらなる円高−−早過ぎた利確の失敗を回避できた3つの理由
【簡易要約】
「140円を超えたところで米ドル買いのポジションを決裁したんです。利益は出たのですが、その後さらに米ドル高になったから、米ドルを売るのが早過ぎたと反省しています」
- もっと大きな利益を上げられたはずなのに、「儲けそこなった」
- そんな「感覚トレード」は、実は回避できた可能性
相場の加速or反転見極めの「基本」
- 米ドル高値を更新すると、新たな米ドル高値圏に入ったことで加速する傾向
- 逆に米ドル高値更新に失敗した場合は、これまでの米ドル高値が「一番天井」、そしてそれを更新できなかった今回の米ドル高値が「二番天井」であることを確認した形
- 典型的な米ドル高一巡による相場反転パターン
基本のおさらい
- 「相場の基本」からすると、高値を更新をしたら急いで決済するという判断にはならない
- 米ドル高値更新に失敗し、「二番天井」の可能性が出てきた場合
- 高値、あるいは安値を更新すると、更新した方向に加速するのが普通
レイバーデー・アノマリーにもかなってる
- そもそも9月前半は、一方向へ相場が大きく動く傾向がある
- レイバーデー明けからトレードが本格化するため
- まさに「レイバーデー・アノマリー」通りの展開
米2年債利回りとの関連
- 2022年3月からの米ドル/円のチャートに米国の金利(2年債利回り)がきれいに重なって推移してきた
- 米金利がさらに大きく上昇する見通しとなったら、米ドル高・円安も加速する可能性
~~~~~
本日紹介した記事に照らし合わせてみるといかがでしょうか?
まずは、ドル円チャート。
米ドル/円(USDJPY)|為替レート・チャート|みんかぶ FX/為替
続いて米2年債利回り。
アメリカ 2年 | アメリカ 2年 債券利回り - Investing.com
ドル円チャートは、まさに高値更新を続けている状態。
落ち着くまではトレンドフォローするのが定石と言えます。
2年債利回りは、こちらもいったん落ち込んで新高値を目指しに行く展開。
ここで高値更新ができずに「二番天井」となったら、反転のサインといえるのではないでしょうか。
もちろん、FRBの発言などを反映する形になりますので、パウエル議長の発言を市場がどう解釈するかが重要になってきます。
しかし、市場の反応(値動き)が必ずしも正しい方向を示すとは限りませんので、ファンダメンタルとテクニカルの両方をフォローすることが大切です。
ただし、時間がない場合は、多少の損は覚悟の上でテクニカルだけで判断してしまうのもひとつです。
現時点では、まだ少しの間は円安進行の見方が強いと言えます。
刻一刻と変わりゆく市況を常にウォッチできない方は、年率30%を目指す、信用ロボアドを検討ください。
運用実績は、下記よりご覧いただけます。
・デモトレード
・トレーダーYの「信用ロボアド」運用ブログ
疑問・質問などは、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。