米政策金利の0.75%の利上げが予想されているいま、投資は徐行運転で! | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【簡易要約】
次回FOMCの予想
- 次のFOMC(9月21日)でのフェデラルファンズ・レート(FFレート)の確率は3.00%から3.25%と考える市場参加が86%
- 現行の政策金利は2.25%から2.50%なので0.75%の利上げが行われると大部分の市場参加者が予想
今後の予想
- その次のFOMCは11月2日では0.50%の利上げを予想
- そして今年最後、12月14日のFOMCでは0.25%の利上げ見込み
- 来年以降のフェデラルファンズ・レートは12月14日のFOMCの水準とほぼ一致
- つまり、市場参加者が12月14日の利上げが最後と予想している
- 政策金利で3.75%~4.00%が維持される見通し
今後の戦略について
- 米経済が悪化してもFRBはインフレ抑制のため政策金利の水準を維持する
- 米国経済は景気後退に入るかもしれない
- 利上げの最終局面は株式市場がギクシャクしやすい
- FRBは直ぐには利下げには転じない
- いまは徐行運転を心がけるべき
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政策金利が3.75%~4.00%で着地。
この路線から大きく外れる場合、相場の変動も激しくなることが予想されます。
各FOMCの利上げ率は注意して見守りたいです。
いまは確かに徐行運転を心掛けるべきで、政策金利の水準を一定期間維持する方向ですから、気まぐれの上げはあっても、しばらくは停滞するとの見方が強そうです。
そして、米経済が景気後退(リセッション)に陥れば、資金は米国以外に流出しそうですから、現在の円高も解消されるはずです。
ただし、米経済以上に痛手を被っているのが現在の世界経済です。
はたして米国が景気後退に陥ったとして、それよりもマシな投資先があるでしょうか?
資源国に資金を避難させておくしかないのでしょうか。
日本としては観光再開も目前ですし、少しは円高に振れて短期~中期では115~120円ぐらいまでは戻るんじゃないかと予想します。
ただし、中長期で為替を見たときは国力が反映されるため、やはり円安が妥当だと考えられます。10年後は150円は普通に突破しているでしょう。
それは置いておいて、試していたい投資法としては、こちらのサイクル投資術。
すごく簡単に説明すると、「円安→米株安→円高→米株高」の流れです。
資産もこの順番で、「ドル→円→ドル→米株」と流れます。
日本の国力低下による為替リスク(円高にならない)を無視するならば、一定の説得力はあります。
ドル円に関しても、徐々に円安に振れていくため、上げ下げを繰り返しながら円安に向かっていくと考えられます。
そのため、前回が110円だったら今回は115円タッチを目安にするなど、欲張らずにサイクル投資を実践してみたら面白そうです。
次なる一手は、ドルを円に換えることですが、これが一番ハラハラする展開です。
しかし、もうそろそろ円高に振れてもよさそうです。
一時期144円だったドル円レートも現在は142円。
この辺が今回のピークであってほしいです。
とあれこれ書いてきましたが、実際にどうなるか分からないし、タイミングよくトレードするには胆力も必要です。
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