株式会社カブロボ/pegging株式会社の運営メモ

年率30%を目指すロボアドバイザー「信用ロボアド」を提供する株式会社カブロボ(旧gescalgo)の運営メモです。お金や投資、相場にまつわる情報を発信してます。


【市況ニュース】FRB議長の発言と、ゴールドマンの見通し下方修正から、エントリータイミングを計る。

press conference

 

FRBのパウエル議長「経済の軟着陸、非常に困難」 会見要旨: 日本経済新聞

【簡易要約】

概要

  • 「物価安定の回復のためには、しばらく引き締め政策を維持する必要がある」
  • 経済・政策見通し(SEP)で参加者は経済見通しを下方修正
  • 実質国内総生産(GDP)の増加率の中央値は22年で0.2%、23年で1.2%
  • 長期的な成長見通し(1.8%)を大きく下回る成長率

利下げについて

  • インフレを2%に抑えることに尽力
  • そのためには、労働市場の需給バランスの改善が必要
  • 労働市場の冷え込みを示す兆候はほとんどない

23年の失業率見通し4.4%について

  • 23年の失業率の見通しを4.4%は、歴史的にみて景気後退をもたらす水準
  • インフレはパンデミックと、ロシアによるウクライナ侵攻がもたらした
  • 過去の景気サイクルではみられなかった特殊要因
  • それらの要因が解消すれば事態が好転する可能性がある

ソフトランディングについて

  • ソフトランディングは非常に困難
  • インフレがどれだけ早く収まるかにかかっている
  • 物価安定の回復に失敗すれば後々、大きな痛みを伴う

次の会合での利上げについて

  • SEPでの22年末の政策金利見通しを踏まえるとあと1.25%分の利上げが必要

世界経済への影響について

  • インフレ抑制に必要な経済の減速を超え、世界的な景気後退の懸念
  • 情報共有はしているが、中央銀行は異なる金融政策を行なっている

景気後退の可能性について

  • 確率は分からないが経済成長の鈍化はほぼ間違いない
  • インフレが収まれば経済が回復する
  • 労働市場の弱含みは国民に痛みを伴うが、物価の安定を取り戻すことに失敗するほどの痛みではない

 

ゴールドマンがS&P500の年末予想引き下げ、一段の利上げ見通しで - Bloomberg

【簡易要約】

  • ゴールドマン・サックス・グループはS&P500種株価指数の年末目標を3600
    従来予想の4300から下方修正
  • 米政策金利が一段と引き上げられるという見通しの変化
  • ゴールドマンのエコノミストは11月に0.75ポイント、12月に0.5ポイント、来年2月に0.25ポイントの米利上げを予想
  • 政策金利のピークが4.5-4.75%になるとの予測
  • S&P500種の底値は3150になる見通し

 

 

 

~~~~~

 

FRB議長のお話では、色々な質問に対して結論はほぼ同じでした。

「軟着陸(ソフトランディング)は難しい。」

「労働市場が悪化することにより痛みは生じるが、物価安定させるのメリットのほうが大きい」

 

また、気になる点としては、世界各国と情報共有はしてるものの基本的には別々に金融政策を行っているというもの。

国はそれぞれ独立しているので当然と言えば当然ですが、日本に関して言えば、「アメリカがくしゃみをしたら風邪をひく」、「アメリカが風邪をひくと日本が肺炎になる」と言われるほどです。

 

当然、自国有利にそれぞれの国が動いた場合、現在のパワーバランスに応じて日本は米国に忖度せざるを得ない状況です。

昨日の為替介入の際に岸田首相は米国に承認を取り付けに言っていたようですが、まさにそういう事です。

米国の経済安定なくして、日本の経済安定はあり得ない状況です。

 

これと似たようなことが世界各国で起こっています。

インドが中国やロシアとの関係を崩さないのも、自国の成長や発展を考えてのことです。

そのため、ここから1年で世界の真の実力番付がより明確に浮き彫りになるでしょう。日本は様々なランキングで下落を続け、大体20~30位ぐらいの感じです。

実際は何位に落ち着くのでしょうか?

 

 

 

また、それに伴いゴールドマンサックスの見通しにも修正があったようです。

年末3600で底値は3150とのこと。

S&P500

 

現在は、3700ぐらいですのです。

強気のゴールドマンの言い分のため、この辺ももう少し下に見たほうがいいのではないかと感じます。

ロボ太的には、年末3400、底値2900ぐらいを見ています。

 

エントリータイミングとしては、2900、3100、3300辺りが目安となりますが、今回は長期化するため、最悪シナリオとしてここからさらに下げることも考えられます。

ゴールドマンが3150底値を予想しているぐらいなので、3200まではいくはずと考え、初めの下げ時点では3300は指値を置かず、3100,2900などに仕込み戻りのタイミングで3300を拾うか、さらに下げるようであればそちらに振り分けるかなど、柔軟に対応したいです。

 

また来年以降についての出動資金も見込んでおきたいので、3~4回分に分けたエントリーを想定しています。

皆さまも経済指標やFOMC会合などを受けて、それぞれの投資ルールを考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

また、そういったことを一切考えずに年率30%を目指すなら、当社信用ロボアドを検討ください。

今年に関しては、パフォーマンスが思わしくない我慢の年となっております。

 

運用実績は、下記よりご覧いただけます。
デモトレード
トレーダーYの「信用ロボアド」運用ブログ

 

疑問・質問などは、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

 

IPO抽選作業を自動化する新サービス・「IPOカブロボ」も、よろしくお願いします。

 

スポンサーリンク


スポンサーリンク


スポンサーリンク