次の景気後退はいつ?日本株投資で勝つための「景気1サイクル投資」 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【簡易要約】
はじめにリスク管理について
- 日本株は割安、長期的に良い買い場と判断
- 短期的なショック安はまだ終わっていない
- リスク管理とは常に適正なリスクを取り続けること
- リスクを取らなさすぎるリスクも理解するべき
- 景気が良くても悪くても常に保有し続けるのが妥当
景気・金利・株価は密接に連動
- 景気を景気拡大「初期・中期・過熱期」と景気後退「初期・中期・過熱期」に分けた場合、現在は景気拡大「過熱期」または景気後退「初期」
- 状況次第では景気拡大「初期」に戻るパターン(軟着陸)と、景気後退「中期」(景気後退)に進む二通りがある
- 景気予測に賭けた過度な投資ポジションは厳禁
景気を乗りこなす「景気1(ワン)サイクル投資」
- 心がけるのは「景気1(ワン)サイクル投資」
- 好景気~不景気~好景気の景気1サイクルを持ち続けられる銘柄を選定する
- 個別銘柄の選別に自信が持てない場合、日経平均インデックスファンドに「景気1サイクル投資」
投信の資金流入、4~9月3兆8291億円 高水準続く: 日本経済新聞
【簡易要約】
- 9月の投信概況によると、2022年度上期(4~9月)の公募株式投信(上場投資信託=ETFを除く)への資金流入額は3兆8291億円
- 約5兆円の流入超だった21年度下期(10~3月)に比べて25%減少
- しかし、依然として高水準
- 上期の海外株投信の流入額は約2兆2000億円(57.5%)
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楽天・窪田氏と言えば、当ブログではサイクル投資術(ローテーション投資)の戦略を紹介した際に登場し、たびたび引き合いに出してきました。
というのも、仮に景気サイクルが一定の方向に流れ循環していくのであれば、多少の誤差はあれサイクル投資術で、それなりに利益を上げられるはずだからです。
しかし今回の紹介の記事では、景気後退期直前のいま景気循環は通常通りに進む方向と、好景気(過渡期)から好景気(初期)へと不景気をスキップする可能性を指摘しています。
つまり、ロボ太の考える様な一方向に流れるプランは儚くも消滅し、先行き不透明な株式市場へと再び放り出されることとなりました。
日経の記事にあるようにコロナ以降の投資の習慣は着実に根付いてきている今、安心・安全に資産形成をしたい場合は、どうしたらいいのでしょうか?
そこで、楽天・窪田氏がオススメするのが「景気1サイクル投資」。
優良株であれば、急落時に売らずに持ち続けていれば好景気の際に回復するため、損をせずに利益を上げられるときに売ったらよいですよという教えです。
むしろ、優良株であれば、さらに2サイクル、3サイクルと重ねていき10バーガーを目指すこともできます。
ただし、優良株を選ぶのが難しい株式投資。
つまりは、積立投資が一番低リスクで良いという事ですよね。
冷や水を浴びせつつも優良な下記記事をぜひ参考にしていただきたいです。
サイクル投資では、景気後退期でのドルから円への為替交換で、円高に進むタイミングで利益を上げて、さらに円高が落ち着いたら再びドルに戻して、好景気の株高の恩恵を享受しようとする戦略でした。
しかし、今回指摘されているように好景気にスキップする場合は、円高に多少はなったとしても、米株の好景気につられて世界中から資金が集まることになります。
そうなると、為替益もわずかで株高の恩恵を途中からしか受けられず、わずかながらの往復手数料は発生するという何ともいけない結果に終わります。
大人しく、積立投資の投資額を増やしておくのが無難と言えます。
あとは、このまま円安が進行するのであれば、日本の投資信託で全米株投資も良いですが、ドルに換えての資産形成も同時にしておかないと危ないかもしれません。
ETFを買ったりテスラやグーグル、アップルなどの大手に投資をしたり、外貨で米国のインフレ分を上回る成長をしてくれそうなところであれば、問題ないでしょう。
さらに、もう少し余裕のある方は、年率30%を目指す、信用ロボアドを検討ください。
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