投資の基本「お金の置き場所」イデコとNISAの使い方 | 人生に必要な「おカネの設計」 | 岩城みずほ | 毎日新聞「経済プレミア」
【簡易要約】
- 資産形成ではアセットアロケーション(資産配分)とアセットロケーション(資産の置き場所)が重要
アセットアロケーション
- アセットアロケーションは、どんな資産区分(アセットクラス)に、どのぐらいの割合で配分するかを決めること
- 資産の何割をリスク資産に投資するか
- 内訳を、国内株式、外国株式、国内債券、外国債券の資産区分にどれぐらい割り当てるかの配分
- 過去の運用データを分析した研究では「運用リターンの8割以上はアセットアロケーションで決まる」
- 長期投資には重要な考え方
ポートフォリオ
- アセットアロケーションの資産区分ごとに、具体的な運用商品の組み合わせを決めたものを「ポートフォリオ」
アセットロケーション
- アセットロケーションは、どの口座で何を運用するかという「お金の置き場所」
- お金の置き場所には、銀行の預金口座、一般の証券口座、税制優遇のある少額投資非課税制度(NISA)や確定拠出年金(企業型DC、イデコ)などがある
- アセットロケーションは「期待リターンの高い運用商品は非課税口座に置くべきだ」というのが基本
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昨日は、景気の流れを読まずに中長期のホールドを前提に銘柄を選べば100戦危うからずだという「景気1サイクル投資」を紹介しました。
本日は資産配分や置き場所で長期的なリターンが変わってきますよというお話です。
今みたいな上がるんだか、急落が控えてるんだかわからない状態では、投資するのにいちいち躊躇してしまいます。
せっかくのチャンスかもしれない今を逃さないためには、自分の収入などをリスク・低リスクのようにアセットアロケーションを固め、適切なリスクを取ったポートフォリオを持つことです。
適切な戦略としては、当ブログではたびたび紹介している下記がオススメです。
つまり、あまり多くのアセットクラスは持たずに、投資信託やETFでひたすら積み立て、資産の2割程度をリスク資産で積極的に運用してリターンを狙うというものです。
もちろん、その2割の範囲で年率30%を目指す、信用ロボアドも検討いただければ、より積極な資産形成が可能です。
シンプルにして管理しやすくしておくことも、今どうなってるかが確認しやすくなりますので、長期投資を続けるうえで重要かもしれません。
運用実績は、下記よりご覧いただけます。
・デモトレード
・トレーダーYの「信用ロボアド」運用ブログ
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