米新築住宅販売、2月は前月比で増加-安定化の兆しか - Bloomberg
【簡易要約】
新築住宅販売
- 2月の米新築一戸建て住宅販売は増加
- 住宅市場が安定し始めていることを示唆
数値
- 新築一戸建て住宅販売は前月比1.1%増の64万戸
- 市場予想の中央値は65万戸
- 前月は63万3000戸(速報値67万戸)に下方修正
日銀はYCC修正に当面動けずの声、FRBが金融不安で見極めモード - Bloomberg
【簡易要約】
FOMC
- 米連邦公開市場委員会(FOMC)は22日に0.25%の利上げを決定
- 10年国債利回りは米長期金利の大幅低下に連れて低下
- FRBパウエル議長は会見で利上げ休止について検討したことも明かした
- インフレ退治のための金融引き締めの動きに変化が生じるとの思惑
日銀YCC
- YCCの長期金利上限0.5%を巡る日銀と投機的な海外投資家との攻防
- 10年物のスワップレートが日銀の政策修正を見込んだ売り「YCCアタック」の後退を示唆
- 日銀に対し空売りを仕掛けていたトレーダーが結局はコストを支払い、日銀から買い戻さざるを得なくなった状況
米失業保険申請、予想外に2週連続で減少-市場環境なおタイト - Bloomberg
【簡易要約】
失業保険申請
- 米国では、新規の失業保険申請が予想外に減少
- 雇用主が人員削減に消極的で、失業保険申請件数は歴史的な低水準付近で推移
- アマゾン・ドット・コムやメタ・プラットフォームズなどの人員削減の増加もいずれは反映される
数値
- 米新規失業保険申請件数は前週比1000件減の19万1000件(前週は19万2000件)
- エコノミスト予想の中央値は19万7000件への増加
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住宅販売は好調で経済は悪くない。
失業保険申請も低水準でこちらも悪くない。
しかし、大規模リストラの影響はしばらくしたら反映される見込み。
FRBは、金融不安などの可能性も考え、金融引き締めに慎重モード。
日銀も米国の様子を伺っている状況。
経済としてはそこまで悪くないような状態ですが、ここて引き締めの手を緩めてしまったり、他のことを考えてしまうと根本問題である「インフレ退治」が疎かになってしまいます。
戦争の終結もポジティブ要因ではありますが、直近の状況を見るにつけ、米国側からすると今、終戦に向かわれてしまうと世界に対して立場が無いような状況にも思えるため、もうしばらく引き延ばされそうです。
というのも、株価はそこまで大きく下げるような状況ではありませんし、むしろ米国大統領選前に株価を上昇させたい思惑はあるはずです。
そのため、「利上げ停止および利下げ期待」による株価上昇や、ウクライナ戦争の終結期待で、それを市場が好感して株価上昇など、効果的なタイミングでカードが切られる可能性が高いと見ています。
ひとつだけ気を付けたいのは、FRBが変に金融引き締めの手を緩めることなく、インフレを確実に鎮静化させることに尽きます。
ここで変に気を緩めて再燃させてしまうと、さらに状況は悪化してズルズルとした煮えきらない現状がさらに続くことになりかねません。
つまり、多少の急落覚悟でしっかり取り上げ仕切ることを優先させてほしいと考えています。
ここで膿をすべて出し切ってしまえば、あとは少しの時間をおいて上昇を待つばかりになります。
今の世界情勢を考えると、インフレ対応が上手くいったとしても単純に株価上昇につながるようなポジティブな環境ではありませんが、それでも資産の保管先としては依然有効であります。
最近では、全世界株式に気持ちが傾きつつありますが、全米株式についてもより高いリターンを期待して気になっています。
現状の話をまとめますと、市況は思ったより悪くはないので、FRBは余計なことを考えずにインフレ退治を着実に実行してほしいといったところです。
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