連邦公開市場委員会では0.75%の利上げが発表された QT政策は変更なく継続
【簡易要約】
FOMCの数値
- 6月15日の連邦公開市場委員会(FOMC)では0.75%の利上げが発表
- 経済予想サマリーでは、フェデラルファンズ・レートの予想に大きな変動
- 22年年末のコンセンサスは、3月の1.9%から今回は3.4%へ
- 年末のGDPの予想は2.8%が1.7%に下方修正
- 来年以降の失業率も大きく上方修正(悪化)
- 22年末のPCEインフレは5.2%に上方修正
- しかし、23年以降のPCEインフレではほぼ同数値
今回の読み取り
- FRBメンバーの予想が市場参加者の予想にほぼ追いついた
- FRBは金融引締めを前倒しするという意見
- 株式にとってはあまり歓迎すべき展開ではない
日銀に29兆円の含み損も、市場の圧力でカーブコントロール放棄なら - Bloomberg
【簡易要約】
- 日本銀行がイールドカーブコントロール(YCC)を放棄するなら保有する国債で巨額の損失
- 国債イールドカーブ全体が100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上振れした場合、日銀は29兆円の含み損
- オプション市場では日銀がYCCを微調整すると見込む取引が増加
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FOMCの発表で気になったのは、PCEインフレでした。
22年末は悪化する見込みですが23年以降はしっかり予定通りに収める予想。
これが、FRBの目指すソフトランディング~ハードランディング路線でしょうか。
途中、経済が大失速することで失業率が大幅に悪化したり、インフレ率が収まらないことも予想されます。
予想から外れるほど経済は傷んできますので、大事な目安となりそうです。
どちらにせよ、株式にとってはよくない展開が続きます。
日本のYCCに対しても、海外のヘッジファンドが大量にショートポジションを抱えてるようです。
市場操作された鎖国状態の内向きな市場に対して、開国を迫られてる状況でしょうか。
この顛末も利率を調整せざるを得なくなりそうですが、こうして徐々に最適化されるのでしょうか。
開かれた自由競争がいまの日本に良いかは別として、この大きな流れは避けられないのかなと感じました。
ただ、どんな状況になろうとも先立つ物はお金です。
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