米国債逆イールド、債券と株価底入れしたこと示唆-ヤルデニ氏 - Bloomberg
【簡易要約】
- 調査会社ヤルデニ・リサーチのエド・ヤルデニ社長
- 米国債の逆イールドによる長期金利のピークと株価底入れした可能性を示唆
- 10年債利回りは、10月24日に終値ベースで今年最高水準4.24%でピークの可能性
- 米国株は、10月12日にS&P500種株価指数が3577と終値ベースで今年最安値で底入れした可能性
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過去記事では、ターゲットは「春先1~3月と夏場の7~8月」としていました。
しかし、ヤルデニ氏の主張では「すでに底入れした」との見方。
現在、考えられるシナリオは、
- 底入れはすでに起こった
- 23年1~3月にリセッション(景気後退)
- 23年7~8月にリセッション(景気後退)
- ソフトランディング
こちらも過去記事においては、ソフト・ハード・墜落の3つのシナリオを提示しましたが、現段階で有力なのはソフトランディングか墜落シナリオです。
現状を踏まえると、リセッション=スタグフレーションの可能性が高く、通常のリセッションは考えずらいです。
また、底入れはすでに起こったかという問題に関しては、いったんは底入れのような値動きを見せたものの、世界の不動産価格の下落はこれから起こるという事ですので、カナダを試金石とした、各国の状況次第と言えます。
そして、今回の世界的な金融引き締めや戦争による混乱で、どんなに協力したり今まで培ってきた知識と経験があったとしても、コロナ禍での大規模金融緩和のつけを清算する必要があると考えます。
今の状況を正確に表現するのであれば、時間をかければソフトランディングで落ち着く可能性もありますし、時間を早めるのであればリセッションを早めに起こし、景気拡大を長く持続させる方向にもっていくという考え方もあります。
政府としては、一般市民の労働を守りたい観点から、時間をかけてじっくりと対応していくのが基本方針ではありますが、ある程度安定してきたタイミングでは、現職が選挙に勝つには株高が必要になりますから、そういった都合や単に待ちきれないといった事情から、早々にリセッションさせてリセットしてくる可能性もあります。
ロボ太的には、23年後半に起こる可能性が高いのではないかとみています。
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