世界の住宅市場、調整で済むか暴落か-ブームの旗手カナダが試金石 - Bloomberg
【簡易要約】
- 過去25年にわたって、カナダは世界一の住宅ブーム
- その終わりが来て、痛みが広がり始めている
- ほぼ4倍に跳ね上がった金利は個人の財務を破綻させる
- カナダ住宅市場の運命は、他国・地域の先触れになる
- 結果は、向こう数カ月間に示されそうだ
FRB、早ければ来年11月に初回利下げも=ムーディーズ | ロイター
【簡易要約】
- 格付け会社ムーディーズは、早ければ2023年11月に利下げに踏み切る可能性があるという見通し
- 25年に中立的な政策スタンスにシフト
【米国市況】株と国債が上昇、利上げの見通し意識-ドル141円台前半 - Bloomberg
【簡易要約】
- ゴールドマン・サックス・グループのストラテジスト
- 弱気相場は終わっていないとの見方
- 23年末のS&P500種株価指数は4000
- 1-3月中にS&P500種が最悪で3000まで下落する
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今までの見方はこちらでした。
「米国株は利上げ開始の2カ月後にボトム」
「金融政策は、株価が底入れの約3カ月前に引き締めを終了」
これまでの見方では、おそくとも22年11月には景気後退が終わっているとの見方です。
最安値からは回復していますが、今回紹介した記事を見ますと、弱気相場が終了したと考えるのは、時期尚早かもしれません。
ただ、「利上げ開始の2か月後にボトム」は今回は機能しないとして、「引き締め終了の3か月後に株価底入れ」については、検討の余地があります。
要点を整理しますと、以下の通りです。
- カナダの住宅市場が試金石になるとして、判明するのは今後数か月間の間
- ゴールドマンは23年1-3月に暴落の可能性を示唆
- 「引き締め終了の3か月後に株価底入れ」
つまり、年内には利上げを完了して遅くとも上半期中には株価底入れをするんじゃないかという事だと考えます。
つい最近は、逆イールドを起点にした株価底入れも有力ではないかと紹介しましたが、その予想よりも早く暴落が起こる可能性があります。
「逆イールドが発生し、『景気後退は長短スプレッド逆転の平均16か月後』とのことですから、23年7~8月ぐらいがターゲット」
もちろん、このまま不安定ながらもソフトランディングしていくシナリオもあります。
カナダの住宅市場が安心なら、他にも波及しない安心ムードに変わるかもしれません。
ただし、何カ国かは間違いなく住宅市場の問題により深刻なダメージを受けるでしょうし、そのこと自体は避けられない可能性が高いです。
だから、投資の手は止めないで暴落が起こり得る可能性を加味した戦略を立て、心の準備もしておけると良いです。
ムーディーズは、1年後には利下げを開始しているとの見方。
利下げ開始からの逆算はなかなかありませんが、どこかで大きく下がり株価が底入れしているという事は、色々な資産価格が下落し終わった後と言えます。
そして、それらが経済指標に反映されてFRBが確認し終わったとです。
そう考えると、3~4か月ぐらい前でしょうか。
その場合、逆イールド起点の7‐8月暴落シナリオも未だ健在と言えます。
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