株式会社カブロボ/pegging株式会社の運営メモ

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【市況ニュース】景気後退、楽観論と悲観論の両者の主張とイエレン財務長官の見解について。

disscussion

 

米国株は新たな強気相場入りか、S&P500種は5000ヘ-ポールセン氏 - Bloomberg

【簡易要約】

ルーソルド・グループ、ジム・ポールセン氏
「通常、リセッションは思いがけないところから来て市場を驚かす」
「ここから発生することはない」
「悲観論が行き過ぎている。既に過剰に織り込まれている」

 

ゴールドマンのオッペンハイマー氏、インフレピーク期待は時期尚早 - Bloomberg

【簡易要約】

ゴールドマン・サックス・グループ、ピーター・オッペンハイマー氏
「インフレがピークに達したとする市場の楽観は誤り」
「エネルギーコストが2023年に急上昇し、物価と金利が高止まりする可能性」
「インフレの最悪期は過ぎたが過去10年間のエネルギー供給不足を踏まえると、インフレと金利がピークから下がるペースは抑制される」
「リスク資産の持続的な回復はない、エネルギー株には23年も妙味がある」

 

イエレン財務長官、米経済は景気後退回避となお予想-訪中に含みも - Bloomberg

【簡易要約】

イエレン米財務長官は米経済
「リセッション(景気後退)は不可避ではない」
「米雇用者数は減少していない」
「サプライチェーンのボトルネックが緩和し始めている」

 

 

 

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昨日の記事でもお伝えした通り、現在のシナリオは3パターンを想定しています。

gescalgo.hatenablog.com

ひとつめは、上期に急落するパターンは不動産市場のデフォルトがキッカケ。

ふたつめは、下期に急落するパターンで、金利のピーク後に遅れて発生する想定。

みっつめは、ソフトランディングする可能性。

 

ポールセン氏の「既に過剰に織り込まれている」、「リセッションは市場の驚きがきっかけになる」という指摘は同意します。

そして現在、かなりのことが織り込まれていると考えられるため、急落は起こりづらいと思われます。

 

そのため、イエレン氏の言うソフトランディングする可能性についてもあり得るかもと現実的なシナリオとして認識しています。

 

 

また、オッペンハイマー氏の悲観論側の意見では、「物価と金利が高止まりする可能性」を指摘していて、それはその通りだと考えます。

そんな簡単には下がらないだろうと。

 

結局、長丁場になった時に企業や国、不動産市場が破綻することになるでしょうけど、それは既に織り込まれていることです。

問題になるのは、織り込まれていたとして、実際にそれが起こったらどのぐらいのインパクトがあるかという事です。

 

その中で、一番気になっているのが不動産市場です。

ただし、不動産市場に問題が起こったとしても、S&P500ベースで3500ぐらいまでのインパクトと想定して、直近の最安値水準で収まるのではないかと考えます。

 

とにもかくにも、23年はズルズルとしたハッキリしない展開になるものの、全体としてはポジティブに考えられますので、投資活動はより積極的に行えると良いです。

 

 

 

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