コラム:FRB議長、ジャクソンホールで量的引き締め巡りヒント示すか | ロイター
【簡易要約】
量的引き締め(QT)の現状
- 米連邦準備理事会(FRB)のバランスシート縮小計画は存在感が弱くなっている
- 物価上昇率と予想物価の2%目標の道筋が見えるまで金利水準を維持する方針
- もしパウエル氏が、量的引き締め(QT)や9兆ドル(約1200兆円)規模に膨らんだバランスシート圧縮の発言をすれば、大きな注目
QTを実施するとしたら
- FRBは米国債と住宅ローン担保証券(MBS)の保有を減らしていく
- 減額は6月に始まり、9月には毎月最大950億ドル規模に達する
- このペースなら満期償還分の再投資抑制により、2024年末までに2兆2000億ドルの縮小が可能
- ただし、2兆ドルも圧縮すると借り入れコストや金融環境など、市場機能へ及ぼす影響は計り知れない
- また、増加する供給分の買い手は誰かという問題もある
債権の買い手問題
- ヘッジファンドは投資損失がじわじわと拡大し、積極的な買い意欲は乏しい
- 銀行やディーラーにも債券保有の余地は限定的
- FRBの調査論文は、バランスシート圧縮のマイナスの効果により過度な金利高騰の可能性を警告
QTの見通し
- QTが進めば進むほど、米国債市場の緊張度は高まる
- QTが途切れるなら、リスク資産と米国債双方の価格にとってプラス
- イングランド銀行(英中央銀行)はバランスシート縮小の先行事例
国の借金、6月末で1255兆円 1人あたり初の1千万円超: 日本経済新聞
【簡易要約】
- 国債と借入金、政府短期証券の合計した「国の借金」が、6月末時点で1255兆1932億円だったと発表(財務省)
- 3月末から13.9兆円増え、過去最多を更新
- 国民1人あたりで約1005万円
- 財務省は22年度末に国の借金は1411兆円まで増えると試算
- 日本の債務残高は国内総生産(GDP)の2倍超、先進国で最悪の水準
- 債務の膨張に歯止めがかからず、金利上昇に弱い財政構造
- 成長力を底上げして税収増につなげる「賢い支出」が必要
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量的引き締め(QT)を実行して、経済にどのような影響を及ぼすか誰も分からないが、それでも状況を見ながら果敢に挑戦する米国。
方や利息の支払いをしてしまうと直ぐに積んでしまうから、ゼロ金利を継続しつつ国の成長に賭けるしかない日本。
それぞれに大変さはありますけれど、先の見通しが暗いのは日本のほうですね。
しかし、いつの間にか国の借金は1255兆円になり、年末には1411兆円になってるとか現実感が全くわかないのです。
この増え続ける借金の帳尻を合わせるのは、未来の日本人であり日本円を持つ様々な人たちであります。
今は問題を先延ばしにするしか方策がなく、先延ばししてる間に日本が世界に対して競争力を持てるサムシング(何か)を見いだせれば、解決の目途が立ちます。
逆にそうならなかったら、デフォルト待ったなしです。
多くの人が誤解してるのは、「DXにより生産性をあげよう!」という点です。
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以前にも記事を書きましたが、今後の個人の生存戦略はよりシビアになりそうです。
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