FOMC議事録で、かなり大胆な今後の方針がハッキリした | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【簡易要約】
FRBの思惑
- FRB(米連邦準備制度理事会)は3月15・16日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録を公開
- 多くのFRBメンバーが1回か、それ以上の、0.50%刻みの利上げを支持
- 連邦準備制度総資産の圧縮=QT(量的引き締め政策)も、3回目のFOMC(7月27日)までに、合計950億ドルのペースでの減額を予定
QTの相場観
- 去年の暮れからのテーパリングでは毎月300億ドルのペースで減額
- 今回の950億ドルのペースはそれよりも早い急激な引き締め
今後の展開
- いずれも過去に前例のない、きついペース
- しかし、方針が打ち出されたことで、材料はいったん織込済み
- 市場は出直る=目先の方向性のバイアスは上
- ただし、0.50%の利上げプレッシャーに耐えられないリスクも
- 5月のポジションは軽い方が得策
日銀、ETFを701億円購入 前場のTOPIXは2.0%安 | ロイター
【簡易要約】
- 日銀は4月7日の東京株式市場で、ETF(上場投資信託)701億円を買い入れ
- 3月7日以来、今年5回目
- 前場のTOPIXは前営業日比2.0%安
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FOMC議事録で、方向性がだいぶ定まってきた感のある米国市場。
ここから、GWに向けては、一時的に買い向かう展開もあるかもしれませんが、基本的に5月以降の大幅な上昇はなく、選挙の話題が出始める10月ぐらいまではオアズケとなりそうです。
日本株も同様になるものと考えられます。
逆に、以前紹介したタイムマシン銘柄も一時的に下がる場面はありそうです。
チャンスと捉えナンピン買いするのも一手です。
【ロボアドニュース】米国の状況を見れば、日本の未来を当てられるかも!?タイムマシン投資は可能か? - 株式会社カブロボの運営メモ
【市況ニュース】米経済の動向と、長期目線のタイムマシン投資候補について。 - 株式会社カブロボの運営メモ
これまでの情報をまとめると、ロボ太的相場観は以下の通りです。
- 中間選挙年は、選挙後に上昇の傾向
- 年初の市場予測は、22年度末に±0か少しプラスぐらいとの見方。
- イールドカーブ発生の1年後に株価は最高値。(23年3月~4月ターゲット)
⇒10月までに下落したら拾い集め、23年3月を目安に売り抜ける
時間軸を半年以上持つことで心理的負担も、購入タイミングも分割でき、冷静に取り組めるのではないでしょうか?
また予め想定されることとしては、ロシアのウクライナ侵攻での停戦合意タイミングでは、株価は一時的に下落しそうな点です。
個人的には、5月~10月のタイミングで停戦して貰えれば、安心して年越しを迎えられますし、買い場のチャンスと捉えられますし、リターンの一部は寄付するなどすれば、良い循環を生めるのではないでしょうか。
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