「日本がどんどん『貧乏』になって、本当に困ってます!」…海外在住日本人を襲う「円安地獄」のヤバすぎる現実(岡村 聡) | マネー現代 | 講談社
【簡易要約】
円安トレンド
- 日銀がゼロ金利政策を厳守
- 日米の金利差は拡大する一方
- 円安ドル高に拍車
貿易も赤字
- 日本の製造業が拠点を海外にシフト
- 円安となっても以前ほど輸出が拡大しない
- 一方、コモディティ価格急騰で貿易赤字は拡大
管理職の給与レベル
- 米国:約2,900万円
- 中国の上海:約2,300万円
- ドイツ:約2,000万円
- 日本:約1,900万円
- ベトナム:約1,500万円
- タイ:約1,400万円
日本人全体のトレンド
- コロナと円安のダブルパンチ
- ビジネスでも学業でも海外に滞在する人は減少
- 今後、さらなる経済低迷と円安加速のネガティブスパイラル
危ない円安:《危ない円安》ハイパーインフレで「新通貨」しかない=藤巻健史 | 週刊エコノミスト Online
【簡易要約】
円安要因とは?
- ドル・円の動向を決める2大要因は経常収支動向と日米金利差
- 経常収支の赤字は経済学的にいえば、自国通貨安か長期金利高、またはその両方
- さらに世界中でインフレ進行すると、「世界一の借金大国」(対国内総生産〈GDP〉)の日本に注目が集まる
- 借金が大きいと支払金利が急増し、デフォルト(債務不履行)リスクを連想
- 円は世界の投資家から忌避される
⇒大幅な円安
インフレとハイパーインフレの発生原因
- インフレは需給のアンバランスで起こる
- ハイパーインフレは中央銀行の信用失墜で起こる
- 「紙幣をいくらでも刷れること」は「信用ある紙幣をいくらでも刷れること」を意味しない
- 刷りすぎれば紙幣価値の希薄化が進む
債務超過の中央銀行が通貨信認を持ち続ける三つの条件
- 債務超過が一時的
- 債務超過が金融システム救済であり、中央銀行自身のオペレーションはまとも
- 政府が黒字で、中央銀行の損失を補填(ほてん)できる
⇒今の日銀は、この三つの条件のどれ一つとして満たしていない
対処法⇒日銀の負債の圧縮だけ!
- 法定通貨を円からドルに換える
- 預金封鎖・新券発行を行う(1946(昭和21)年)
- 中央銀行の取り換え(第二次世界大戦後のドイツ)
⇒三番目のライヒスバンク(旧中央銀行)を廃し、代わりにブンデスバンク(新中央銀行)を創設し、ハイパーインフレが沈静化が実証されてる
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日本が貿易赤字を脱して経済成長するシナリオが描けない限りは、財政破綻のタイムリミットが国一刻と迫ってる状況でしょうか。
そのため、一度、中央銀行を廃止して新しく作り直すことを提唱しています。
市民の混乱含め、国内外への影響が最も少ない方法なのでしょう。
その時の為替レートはどうなるのか?
おそらくは、「新紙幣1枚を、例えば福沢諭吉1万円札1000枚と交換する」のように今の価値よりもさらに悪いレートで交換しなければならなくなるでしょう。
また、ジンバブエドルの例も記憶にあるかもしれないですが、ハイパーインフレーションですから、規模の差はあれど似たようなことが起こる訳です。
いま対策を行うとするならば、125~130円の不利なレートであったとしても、せっせと米ドル(USD)でも資産形成をすすめておくことでしょうか。
また、米国経済もインフレにより利上げ見込みが急速に高まってる状況ですので、混乱による急落も予想されます。
もしかしたら、そのタイミングで、一時的に円高方面に振れる事も考えられますので、短中期的に外貨への移行をオススメいたします。
そうすれば、新通貨(紙幣)移行時にも、少しでも有利な条件で資産を引き継ぐことが可能です。
本質的には、負債をチャラにして新しい通貨レートを設定することになるため、海外製品や海外旅行など、外の世界に対してはどんどん弱くなる悪循環は止められないと考えておくべきです。
外貨での資産形成とともに、国内の資産形成も年率30%を目指す、信用ロボアドで加速してもらえれば幸いです。ぜひ検討ください。
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