米利上げ0.25%、パウエル議長会見「ややタカ派寄り」でもNYダウ・ナスダック上昇 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【簡易要約】
- 米国中央銀行のFRB(連邦準備制度理事会)は1日(日本時間2日午前4時)、0.25%の利上げを発表
- FF(フェデラルファンド)金利目標を4.25~4.50%から4.50~4.75%へ引き上げ
- 市場の期待は、「あと1回0.25%の利上げがあるが、それで利上げは停止」「年後半には利下げもあり得る」と楽観的なもの
- パウエル議長の発言も市場期待より「ややタカ派寄り」で、利上げ停止は近いと期待をつなぐ内容
- 日本株・米国株への投資方針は、長期的に良い買い場
- ただし、短期的なショック安の可能性もある
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債務膨張による金融危機が起こる可能性について昨日は紹介しました。
本日は、FOMCを終えて市場参加者たちがソフトランディング寄りの期待をもっていること、そして株価は上値突破を目指して上昇していることについての記事です。
景気が強いまま利上げ停止でインフレ抑制および下降する流れを作れるでしょうか。
今のところ大きな問題もなく至って順調に見えます。
しかし、米国以外の国に目を向けると、経済は厳しい状況に置かれており何らかの危機は免れないものと予想します。
その危機は米国に大きな影響を与えることは無さそうです。
なぜなら、どの国が危ないとかどんなリスクが起こりそうだという事は、現時点でだいぶ盛り込まれているため、単なる景気後退による金融危機ならショックではないからです。
もしショックが起こるとしたら、地震や地政学リスクなどの物理的なものになるでしょうか。
また、3月ぐらいまでは季節性アノマリー的にもやや強めのトレンドが予想されます。
そうなると、注意が必要になるのは3月とセルインメイの5月以降でしょうか。
またロシアウクライナ戦争に関しても、この時期はロシアが勢いを増すことが予期されます。
2022年2月24日が侵攻開始日で、寒さを味方につける作戦でもあるのでしょうか。
どちらにせよ、通常通りであればソフトランディングに向かうはずですが、お金を刷り過ぎた状態などはまだ解消していないですから、我慢比べになったときに米経済が先に根負けする可能性もあります。
どちらのシナリオになっても、積立投資や年率30%を目指す、信用ロボアドなら慌てて不本意なトレードをする可能性を排除できます。
今後も不安定な市況が続くと思われますので、市況に一喜一憂しないためにも、投資ルールにのっとって淡々と投資を続けて参りましょう。
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