連邦準備制度理事会の緩慢な手綱さばきで米国経済はリセッションのリスクも
マーケット|SBI証券
【簡易要約】
- 連邦準備制度理事会(FRB)の手綱さばきは、余りにもノロノロしていて既に手遅れ(過去40年で最悪)
過去の事例
米国のインフレが過去7.5%を超えたケースは1973年と1978年の2回
当時の政策金利(=当時はディスカウント・レート)はインフレ率とほぼ一致していた
現在のインフレ率(7.5%)と政策金利(0-0.25%)が7.5%乖離してるのは異常事態
景気後退リスク高まる
「FRBの政策ミス」が原因で、早すぎる景気後退のリスクが高まってる
米国の消費者の懐具合はあたたかいが、強すぎるインフレで消費冷え込みの懸念
経営者も設備投資や採用を控える可能性
無理をしない投資を!
投資家はリスク・リワードを判断できないときは投資から足を洗うもの
つまり「休むも相場」とあきらめる人が増える
こういうときは株式投資のリスクが極めて高くなる
なるべくポジションを小さめにし、無理をしない投資を心がける
これはおもろいな。パールハーバーからイラク戦争まで地政学イベントがS&P 500に与えた影響。地政学イベントは買い。 pic.twitter.com/PYu0reGcvd
— クロノスの商人 (@ChronoMerchant) 2022年2月15日
【画像引用】
パールハーバーからイラク戦争まで軍事イベントがS&P500に与えた影響。
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FRBはなぜか動きが硬く、「景気後退は現実に起こりそう」との記事でした。
マーケットに配慮しすぎたのか、ほかに何か懸念点があったのか。
ここまで来てしまったら、暴落を想定しておくことが大切です。
暴落目安としましては、ゴールドマン・サックス社のストラテジスト予想では3,600(3,360と予測しましたが)。
インフレ高止まりはしばらく続きそうですが、ロシアのウクライナ侵攻の可能性は若干低下してるようです。
ちなみに、もし軍事衝突(地政学イベント)が起こった場合、株価的には半年後から1年後にかけて5.5-8.6%、6-7割の確率でポジティブとのこと。
つまり、侵攻なら買いのサインでした。
人命や世界平和は大切だと重々承知でしょうが、戦争の誘惑はこの部分にあります。
非常事態となればコロナ禍と同様、現在の状況も正当化されるでしょう。
プーチン氏だけではなく、米国側も変な気を起こさないよう願います。
ただ、株式投資や資産形成で、
「どんなときでも臨戦態勢でいたい!」
「リスクを取って積極的にチャンスを狙いたい!」
そういう意識の方にとっては、 信用ロボアドは検討する価値があります。
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