米財務長官、インフレ見通し「間違っていた」 抑制が最優先 | ロイター
【簡易要約】
- イエレン米財務長官はインフレ見通しで自身が間違っていたとの認識
- 「エネルギーや食料の価格を押し上げる予期せぬ大きなショックがあり、供給のボトルネックが米経済に大きな影響を、当時は十分に理解していなかった」
米国株、みえてきたFRBの想定レンジ(NY特急便): 日本経済新聞
【簡易要約】
今年の株価動向を握るのは
- 今年の米株式市場を語る上で外せないのが、米連邦準備理事会(FRB)
- 5月の米雇用統計は金融引き締めを継続するのに問題ない内容だった
FRBコールとは?
- 春先から市場でたびたび話題にあがるのが「FRBコール」
- FRBの積極的な引き締め姿勢が株安を招く現象
- 上値が限定的とみた投資家がコール(買う権利)の売りでオプション料を取るのにかけた言葉
- 「S&P500種で4400は売りだ」との見解も
FRBの想定レンジは?
- 5月19日に年初来安値(3900)で9月利上げを止めるとの見解
- その後、株式市場はS&P500種は4100台まで戻した
- FRBにとって心地よい株価水準はS&P500種で3900~4300程度
- ただ、インフレが高止まりすればハト派に転換できない
- 想定レンジが破られるとすれば下方向
インフレ続けば「9月も0.5%利上げ」 米連銀総裁: 日本経済新聞
【簡易要約】
- インフレ動向次第で急速な利上げを9月まで続ける考え
- 「経済の最大の問題は許容できないレベルまで極めて高まっているインフレだ」
ブラックスワンの番人が警告、「人類史最悪のクレジットバブル」迫る - Bloomberg
【簡易要約】
- ブラックスワン的なイベントに備えるファンド(ブラックスワン・ファンド)を運用する米ユニバーサ・インベストメンツ
- 金融システムには「人類史最悪のクレジットバブル」が迫っていると警告
- 同社はリスクを最小化することに特化した純然たるヘッジファンドで、特異な相場急落に備え資本を保全する
- 2020年3月にはオプション取引で3612%のリターンを上げた
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FRBとしては、株価が上がる動きを見せると牽制するかのような利上げアナウンスをして、投資家保護も気にしてるのでしょうか。
ロボ太的には、昨年の時点ですでに指摘していて分かっていたことではありますが、米国の高インフレ状態は極めて危険な水域まですでに達してる状態です。
昨年時点では労働市場の回復を優先させた訳ですが、そこまでは良かったのですが夏以降の対応が後手後手のように見受けられました。
そんなことを言ちても仕方がないので、今後の展望について。
「S&P500種で3900~4300程度」のレンジで推移するのであれば、しばらくはそれに合わせて売り買いをするのも有りではないでしょうか。
基本的には利上げのたびに徐々に下がり、11月以降でトレンド転換し、その後上昇後に来年の秋頃までに景気後退で急落と見ています。
直近の動向をケース別で想定すると、
上に抜けるのは、早々に高インフレが解消された場合です。
CPIの数値を注視して動向を見守りたいです。
レンジのまま推移するのは、考えづらいのではないでしょうか。
どちらかというと、利上げ発表してからその次の利上げまでが、一定のレンジで推移するイメージです。
下に抜ける場合は、利上げの実施直後にドンドン下がっていくため、次のタイミングでは3900を下に抜けてもおかしくないのではないでしょうか。
今が「S&P500種で3900~4300程度」なら、次は「S&P500種で3800~4200程度」など、「心地よい水準」も当然、変化するものと考えたほうが無難です。
また、「山崎式経済時計」にある通り、現在は金融システム不安が起こりやすい状況です。
一定の確率で、急落が起こることも備え、むしろそのチャンスを虎視眈々と狙うぐらいで丁度よいのではないかと考えます。
市場にお金が大量にバラまかれ、高インフレ状態に陥ったため、今度は急遽資金引揚げのために急速に利上げを実施してる状態です。
このような激しい揺さぶりの状況下で、リスクを取り過ぎてたり、ついてけない企業がデフォルトを起こしても不思議ではありません。
むしろ、当然起こり得るモノとして今はグッと堪えるのが賢明ではないでしょうか。
また、資産保全のリスクヘッジファンドという意味では、年率30%を目指す、信用ロボアドも検討いただければ幸いです。
ブラックスワンと言えば、ナシーム・タレブ氏について当社代表の小笠原はこのような見解を表明しております。
今のような波乱の相場で威力を発揮して貢献できることを願います。
運用実績は、下記よりご覧いただけます。
・デモトレード
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