投資初心者ほどマーケット・タイミングを気にし、分散投資に無頓着
【簡易要約】
- 投資初心者ほど「いま買いですか?」とマーケット・タイミングを気にし、分散投資ができていない。
- アセット・アロケーション(資産配分)が、ポートフォリオのパフォーマンスを決める大きな要因
- 格差の問題の大部分は富の蓄積のペースに端を発している
- 現金:みなが投資でリッチになる過程で自分の資産だけ増えない(他人に劣後する)
- 債券:「成長を買う」という側面は無い(大失敗が出来ない場合に有効)
- 株式:成長株と安定株を併せ持ち、ポートフォリオの全体のリスクを調整する必要がある
- ETF:一気に分散効果を手に入れる方法
全米株式に投資するようなETFをひとつあなたのポートフォリオに組み込み、それにあなたの全投資資産の半分とか3分の2を割り当てることでしっかりとした核(コア)を形成するというやり方があります。
そして余った資金でグロース株などの個別株投資をすれば良いと思います。このようなやり方をコア・サテライト戦略と呼びます。
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【市況ニュース】米国株のチャートシグナル? 役立たずだってさ。 - gescalgoの運営メモ
昨日のブログで、「個別株でも遊ぶときは、損失も想定して資産の10~20%であれば安全でしょうか。」と書きましたが、根拠はコア・サテライト戦略でした。
資産形成という負けられない戦いにおいて、守りながら増やしていく姿勢(なるべく損をせずに殖やしていくこと)は欠かせません。
そこで、多くの人にとって有効な投資戦略となるのは、個人の許容・回収できるリスクの範囲内で、適切に資産を分配し、長期間投資を続けることです。
少しだけ宣伝しますと、信用ロボアドの場合は、ETFよりはリスク高めですが、個別株を自分で選別するよりは低リスクかつ同等かそれ以上のリターン(年率30%)を目指しています。
「投資が怖い」、「投資を勉強する時間が取れない」場合は、NISAやiDeCoを活用した積立投資だけで十分かもしれません。
慣れや経験を積み重ねる中で、自分にとっての適切なリスク許容度や必要な資産額が明らかになってくるはずです。