ロシアのウクライナ侵攻で米国株投資戦略はこう変更されるべき | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【簡易要約】
- ロシアがウクライナに侵攻
- 西側諸国はこれに対して厳しい経済制裁を科す
- ロシアをSWIFT(銀行間の国際決済ネットワーク)から締め出すことを検討
今後の展開
- 今回の戦争は米国経済にブレーキをかける可能性が高い
- FRB(米国・中央銀行の連邦準備制度理事会)は、利上げを無理強いしない
- 「3月から0.25%の利上げ」はそのまま実行
- その後は、「影響を見極めたい」などソフトなメッセージが賢明
- じっくり待っていれば経済の減速とともにインフレは沈静化する
投資戦略
- 年初から一時、▲20%まで調整、「ベアマーケット入り」が確定した感
- これを機に反騰局面に転じても不思議ではない
- 再びバリュー株からグロース株への流れか?
米欧が一部ロシア銀を国際決済網から排除、中銀にも制裁で圧力 - Bloomberg
【簡易要約】
- 西側諸国は、ロシアを国際銀行間通信協会(SWIFT)の国際決済ネットワークから排除で合意
緊迫するウクライナ情勢、なぜ中国が重要なのか - BBCニュース
【簡易要約】
- 中国とロシアは最近、30年間の輸出契約を結んだ
- 天然ガスだけで1000億ドル(約11兆4600億円)規模
- 制裁でロシアの天然ガスが欧州に売れなくなっても買い手はある
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戦争開始により、グロース株のターンへ。
有事は買いと、以前も記事にしましたが、今回はその点について逆の意見になります。
広瀬氏の意見によれば、「(戦争により)経済の減速(リセッション?)とともにインフレは沈静化」とありました。
西欧諸国は、ロシアの国際金融決済網からの締め出しも行いました。
しかし、それを見越してか、中露の間で30年間の長期輸出契約が結ばれてたの報道もあり、ロシア側の綿密な戦略が伺えます。
ひるがえって米国の社会はどうでしょうか?
今回の戦争により様々な資源の価格が高騰しましたが、今後、それが早急に回復する見込みはありません。
また、戦争により景気後退が起こりインフレ鎮静との予測ですが、本当にそうなるかが問題です。
単純に資源の需要と供給のバランスが取れてないことが原因のため、インフレ沈静化にはかなり時間がかかるのではないでしょうか?
そうなると、長期インフレにより米国市民の生活は益々逼迫します。
つまり、お金の流れを債権に呼び戻すため、市場に出回ってる資金を回収するためにも、利上げはソフトメッセージなしで敢行されるシナリオも考えられます。
どちらにしろ、米経済はほぼほぼ後退するわけです。
その合間に、瞬間的な上昇トレンドが現れる可能性があるようです。
さらなる急落前の最後の打ち上げ花火といったところでしょうか。
伸るか反るか、は個人の判断ですが、そういった部分も投資の難しさであります。
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