FRBは年内あと2回の50bp利上げか、短期金融市場の織り込み進む - Bloomberg
【簡易要約】
- 27日の米短期金融市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合での0.75ポイント利上げ決定
- 12月のFOMC会合までにあと2回の0.5ポイント利上げを織り込む動き
パウエル議長がハト派「転換」と市場は早合点か-FRBウオッチャー - Bloomberg
【簡易要約】
- 投資家が「利上げペースをいずれ落とすことになる」のFRB議長発言を受け、株価は大幅上昇
- しかし、「ハト派スタンスに転じるFRB議長の言葉ではなかった」との声も
米国、2四半期連続マイナス成長 4~6月のGDP0.9%減: 日本経済新聞
【簡易要約】
- 国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は前期比の年率換算で0.9%減
- 2四半期連続のマイナス成長
リセッションとスタグフレーション
- 国際的には実質ベースのマイナス成長が2四半期続くと「テクニカルリセッション」
- 機械的に景気後退局面とみなされる
- 景気後退になると、物価上昇が併存する「スタグフレーション」の様相
政権とFRBの立場
- 11月に中間選挙を控えるバイデン米政権やFRBは難しい立場
- 国際通貨基金(IMF)はインフレ抑制を優先し、低所得層などに的を絞った財政支援をすべきと主張
- エレン米財務長官「リセッションは経済が広範囲にわたって弱くなることで、今のところそれは見られていない」
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予定通りの0.75%乗り上げを実施。
しかし、市場はFRB議長の発言を「ハト派転換」と解釈したため株価上昇。
すでにテクニカルリセッションも観測されていたため、すぐに利下げを行う必要性にも迫られるとの見方もあり、利上げ効果が限定的。
このままだと、早期インフレ抑制は達成できないし、景気もドカッと下がるような強烈なものではなく弱い状態が続いていく。
インフレ抑制が解決してない以上、真綿で締め上げられるような状態が続くのではないでしょうか。
FRBにしても、「まだ景気後退ではない」と主張してるようですが、それならしっかりとインフレ抑制を行い切ることが必要です。
「冷やし過ぎ」を懸念して手綱を緩めるような発言をしたことが、事態を楽観視・矮小化させ、より長期化させてるように感じられます。
もちろん、「冷やし過ぎ」内容にしたのは弱者救済のためです。
なるべく経済の傷みを最小限に抑えるための試みでしょう。
インフレ沈静化にも相応の時間を要する事になりそうですので、景気や国民の生活のことを考えると、しばらくは耐え忍ぶ時期となりそうです。
早合点した投資家たちは、これが吉となるか凶となるかは分かりません。
このまま上昇も考えづらいですが、3700-4300ぐらいのレンジが続くのでしょうか。
現在気になってるのは、S&P500が直近最安値の3,636.87を下回るかどうかです。
ただし、常に相場を見張ってるわけにも生きません。
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