ウォール街割れる「5.75%から5%」「5%から3.25%」-23年FRB - Bloomberg
【簡易要約】
- ウォール街の上位金融機関の予測で、「金利水準のピーク」と「2023年末までに利下げに転じるか」について意見が割れている
- インフレの抑制を続ける必要があるか、失業率上昇とリセッション(景気後退)のリスクの方がより大きな懸念になるかが争点
上位金融機関の予測
- 23年5月6月辺りがピークとするのが大方の予想
- 金利水準のピークは、4.75-5.75%
- 23年末水準は、3.25-5.25%、23年中は据え置き、24年まで動かないとの見方
23年中の利下げシナリオ
- 連邦準備制度が23年に利下げする最も説得力あるケースは、インフレ率が3%を下回った場合
- しかし、23年は3%から5%の間で推移する見通し
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株価は、S&P500が4,000付近を推移して、一時期の3,600からするとだいぶ値動きは軽くなりました。
また年末の株高や来年の一月効果も含め、楽観的な見方が強くなってきています。
しかし、米国の大手金融機関の見方は冷静です。
23年中はインフレ抑制のために金利は据え置きというのが大多数の見方。
場合によっては、雇用状況の悪化や景気後退でスタグフレーションにもなりかねない状況です。
昨日の記事でも、エミン・ユルマズ氏は「この後にパニックが起こる」ことを予想していましたが、その指摘は米国大手金融機関の話を踏まえるとより現実味を帯びてきます。
また、これまでの数値の悪さからすると、スタグフレーションは不可避と考えるのが妥当です。
Xデーとしては、「23年7~8月ぐらいがターゲット」です。
しかし投資家としては、このまま何事もなく徐々に上昇していくシナリオも考えられる中、投資をしないわけにはいきません。
例えパニックによる暴落に見舞われようとも、適切なリスクを取ってチャンスをつかむ姿勢が必要です。
そういった場合に効果的なのは、一度に投資をしないで分散投資を行う積立投資。
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