アノマリー「1月効果」を活用するなら買い場はクリスマス!?月毎の株価傾向で検証してみた – MONEY PLUS
【簡易要約】
- 他の月と比べ1月は勝率が高く、約7割の確率で上昇(1月効果)
- 1月効果を活かす戦略は、年末に投資して1月末に手仕舞うもの
- ただ、本当にこのタイミングが妥当か?
- 月を上旬、中旬と下旬に分けて見ると12月下旬は勝率が72%
- クリスマスの日から年末にかけて株価が高まる傾向は、サンタクロースラリーというアノマリー
- 1月効果の恩恵をより効果的に享受するには、クリスマス辺りに投資、2月末まで保有が正解
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「季節性アノマリーでは、3月中旬、6月末、8月、10月初旬辺りが仕込み時期」と紹介してましたが、前年までのような強気一辺倒相場でなくなると、タックスロスセリングのような「一時的」といわれる下げでも、ジワジワとしつこい下げを浴びることがわかった年でした。今年は。
そこで、もう少し丁寧に相場を張ったほうが良いなと思い返し、以下の4通りにまとめ直しました。
- (仕込み)3月初~中旬---(売り)4月末~5月頭
- (仕込み)5月~6月の急落---(売り)7月頭
- (仕込み)8月~10月下旬拾い---(売り)11月末
- (仕込み)12月中旬---(売り)2月末
特に気になるのは、一番下の上中下旬の3区分で最強の12月下旬と1月効果の組み合わせです。
あくまで統計データであり、ただの過去実績ですが、あながちバカにできなくて、これを意識して動くだけで、エントリータイミングを見誤らなくて済みます。
もちろん、その他についても、投資を有利に進められれば幸いです。
また、「売り」においても、「いつ利確したら」、「まだ伸びるんじゃないか」、「早く利確しすぎた」など、思ったような行動と結果を得られない人もいるでしょう。
しかし、「決められた期間の中で自由に売る」というルールなら、意思決定をスムーズにできるかもしれません。
ルール遵守のアノマリー投資をぜひ試してみてください。
最後に、あくまでこれらの一般公開されたアノマリーは、多くの人が知ることになるので、より協力になるし、逆に突然通用しなくなるかもしれません。
サンタクロースラリーなどは、機関投資家の行動に要員が紐付いてると考えられるため、変更を察知しやすいですが、その他の時期では、アノマリーを逆手に取って仕掛けてくる筋もいますし、単に従来のアノマリーが通用しなくなってる可能性もあります。
その辺の判断はお気をつけください。
結局、アノマリー投資も楽じゃないなと感じられる方は、信用ロボアドで年率30%を目指すところから初めてみませんか?
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