【簡易要約】
- 12月相場で最も注意すべきはタックスロス・セリング
- 利益を損失と相殺し、納税負担を軽減する「節税対策」のこと
損切の対象の傾向
- その年に新規株式公開(IPO)された銘柄
- 値動きがイマイチで多くの投資家が含み損の銘柄
※小型株は特にきつい
- タックスロス・セリングのピークは12月15日頃
- それまでは売り叩かれる
- 「1月効果」は実際には12月後半
- 「1月効果」とは、タックスロス・セリングの反動で株価が上昇する現象
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21年は、新型コロナのオミクロン株の時期も重なったため、11/24以降下げに転じた米国市場。
12/15を目安に有望株を取得すれば、年末にかけて「1月効果」で上昇が期待できます。
ただし、いままではハイテク株を拾っていれば、勢いよく回復したのですが、いまは投資テーマが不安定なため、必ずしも戻すとは限らないところがツラいところです。
それならば、レバナスで指数全体にベットするのもひとつの考え方ではありますが、値動きが激しい為、騙しの下げや年末間近で市場参加者が減った時期は、突発的な下げも起こりやすいため、黙って持っていれば戻すとわかっていても、保持し続けられなくなって損を出してしまう事も考えられます。
レバをかけずに下がったところを拾っていくか、信用ロボアドのように、トレンドとは異なる値動きで利益獲得を目指すやり方で、地道にやっていく方法がオススメです。
既に物凄い下げであたふたする気持ちもあるのですが、ここは堪らえ時です。
12月中頃に拾った銘柄はいつまで保持すればよいか?は、2月中旬が一先ずの目安になります。
4月まで持っていても良いのですが、コロナの影響とは関係なく、2・3月は実は調整が入りやすい時期です。
22年は北京冬季五輪もあるから、なおさら変動が激しそうなのでご注意ください。