株式会社カブロボ/pegging株式会社の運営メモ

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エミン・ユルマズ氏の未来観測~「相場サイクルの終焉」と歴史低買い場の訪れ

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英トラス前首相の辞任が告げる「相場サイクルの終焉」: 日本経済新聞

【簡易要約】

エミン・ユルマズ氏の未来観測

  • 英国のリズ・トラス前首相が辞任に追い込まれた
  • この件は世界各国の経済政策・金融政策に対する重い教訓
  • 同時に、リーマン・ショックから続く一つの相場サイクルが終わりを迎える

トラス氏の辞任の教訓

  • 「高金利&高インフレの状況で、無謀な財政出動や金融緩和は逆効果」
  • 低金利&低インフレだったら、同じ政策も許容された
  • しかし資金の調達コストが上がる高金利&高インフレ下では通用しない

日本はどうか?

  • 巨額の対外資産や製造業の競争力の高さから、債務状況は英国よりマシ
  • しかし、岸田政権はさらに財政出動を強化しようとして危機的なレベル
  • また金融緩和も見直しが必要な局面

そもそもの米国でのインフレや資産バブルの原因

  • コロナショックに過剰反応し資産価格を急激に膨張させるレベルの金融緩和や財政出動をした(低金利を続けたせいではない)
  • インフレはこのバランスシート拡大(国債購入など)がもたらした
  • また、インフレ退治に必要なバランスシートの縮小ではなく、急激な利上げで対応した
  • 利上げによりドル独歩高のトレンドを強化し、世界中に「インフレを輸出」した

この状況を終わらせるには?

  • 資産価格を一度崩壊させるしかない
  • 英国のショックが資産バブル崩壊の引き金を引く可能性もあったが、そうはならなかった
  • いずれ世界のどこかでショックが起きる
  • 米S&P500種株価指数は既に高値から25%下落
  • ただし、パニックなしにこれほどのベア(弱気)相場が終わることは考えにくい

次なる注目は中国

  • 中国が世界経済の先行指標になることは多い
  • 中国は金融危機と呼んでもいい段階
  • 米国など世界にショックが波及する可能性も

崩壊後の新たなサイクルの始まり

  • 資産価格崩壊の引き金が引かれれば、再び不況を経て、金融緩和により相場が上がっていく
  • つまり、新たな長期サイクルが始まる
  • 今後12カ月~15カ月の間に歴史的な買い場

 

 

 

~~~~~

 

エミンユルマズ氏の観測では、23年中に急落が起こりそこから長期サイクルに突入するとの見方です。

 

逆に広瀬隆雄氏は、「22年の9月末を大底として米国株は新しいブルマーケット(強気相場)に突入」と指摘しています。

gescalgo.hatenablog.com

多少の時期の差はありますが、S&P500ベースでみると3600ぐらいが底値付近でそこから新たに相場サイクルがスタートするとの見方のようです。

22年9月を底と捉えた場合でも、一本調子で株価が上昇していくことは期待できないですし、おそらくは上がり下がりを繰り返しながら、次第に力強くなっていくでしょう。

 

逆にエミン氏の指摘ではその上がり下がりの中で、急落することがあればそこでアク抜きになって、新しい相場サイクルに入りやすくなるという見方です。

 

この場合、どちらがあっているかというよりも、多少の誤差はあれど新しい相場サイクルに向けた準備を始める時期が到来していると言えそうです。

 

しばらくは、上がっては下がり、上がっては下がりを繰り返しますが、そのことごとくを拾っていき、3年、5年後の資産倍増を狙ってみるのはいかがでしょうか?

 

 

 

もちろん、資産全下がりの22年は厳しい成績となった年率30%を目指す、信用ロボアドでしたが、新しいサイクルに向けて値動きに多様性が出れば、ロボアドのリターンへの期待が増すというものです。ぜひご検討ください。

 

運用実績は、下記よりご覧いただけます。
デモトレード
トレーダーYの「信用ロボアド」運用ブログ

 

疑問・質問などは、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。



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