【簡易要約】
今までの整理
- 10月の消費者物価指数は予想+8.0%に対し+7.7%
- 食品とエネルギーを除いたコア指数は+6.3%で、これも9月の+6.6%より減速
- 連邦準備制度理事会(FRB)は賃金上昇が収まることを確認したい気持ち
今後のFFレート
- 12月14日の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利上げというシナリオが85%
- 来年2月1日のFOMCでは0.25%の利上げ
- フェデラルファンズ・レートは4.5~4.75%がピークというシナリオが有力
- 引締め局面の幕引きは、株式市場にとって支援的
今後の展望
- 11月末のS&P500指数のターゲットは4100
- 今年年末は4200を予想
- 来年も、再来年も良い相場が続く
- 特にクリスマスの前後は積極姿勢で臨みたい
投資戦略見直しのすすめ「アメリカをまるごと買う」「世界をまるごと買う」 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【簡易要約】
中間選挙
- 下院は共和党が過半数を獲得する可能性が大※11月10日(木)の時点
- 上院は12月に仕切り直しの決選投票
- つまり来月まで結果はお預けだが、大統領は民主党、下院は共和党という「ねじれ」状況が成立
政治のねじれ
- 株式市場の参加者は「ねじれ」の状態が大好き
- 「大統領が民主党で議会が共和党」という組み合わせは1949年から2021年までの期間で平均してS&P500種指数の上昇幅が年率+16.4%
- もっとも株にとって有利なコンビネーション
新たな展開に突入
- 2022年の9月末を大底として米国株は新しいブルマーケット(強気相場)に突入
- シリコンバレーでは現在、相次いで大型のリストラが発表
- そのことは景気が今後一層悪くなることを示唆
- 逆説的に景気が悪くなればなるほど株価には好材料
- 不景気になるほどインフレは沈静化しやすく、FRBは利上げの手を止められる
- 新しいブルマーケットでは、新しい投資対象が注目されるのが常
- 手あかのついたネット株やハイテク株より、日柄調整が終わった新興国株に妙味
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政府が「ねじれ」状態ですと、人気取りのために株価上昇政策を打ちやすくなるから、株価にとっても有利なのでしょうか?
いまの政府の型が株価上昇率に有利な組み合わせとのことで、年末や来年度以降がますます楽しみになります。
しかし、現実に目を向けるとウクライナ・ロシア戦争は終結していませんし、中国と台湾の有事についても緊張感は高まっています。
少し前のグローバル経済がすぐに復活するとも考えずらく、株価の上値余地はあるにせよ値動きは軽くは無さそうです。
一見、簡単に上がりそうに見えて、何か不安材料が起こればすぐに下がるような状態を繰り返しながら煮え切らない相場が続きそうです。
しかし、長期投資家の目線に立つと、世界経済が中長期的には力強く回復するというポジションに立てば、下がる毎に買い増すという選択が正しくなります。
ただし、その戦略を完遂する場合は、無理のない範囲で継続して行える額、心の平穏を保ち続けられる額を投資し続けることが大切です。
本来であれば、タックスロス・セリングなどのイベントにも参加したいところでありますが、個別株というよりはETFなどの指数を目安に、下がったら買い増す、下がったら買い増すを繰り返し、5年後10年後の資産倍増計画を目論むのにちょうど良い時期ではないでしょうか?
もちろん、投資の種銭を積極的に殖やしたい場合は、年率30%を目指す、信用ロボアドを検討ください。
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