円見通し下方修正続く-米金利先高観で1ドル=145円の声も - Bloomberg
【簡易要約】
現状
- 円相場が24年ぶりの1ドル=140円台まで下落
- 大手金融機関による円見通しの下方修正が相次ぐ
- 利上げのピークが上振れる可能性があるとの見方が修正の背景
- 1ドル=145円前後への円安進行
各社見通しの変更
- ゴールドマン・サックスは3カ月後のドル・円の見通しを1ドル=145円
- みずほ証券も2022年末の予想を144円へ修正
- HSBCホールディングスは年末を142円の円安方向に修正
- 米利上げの終着点が4%を超える可能性がある
- 日本の貿易赤字継続によるドル買い圧力から145円を超える可能性
【簡易要約】
- 円が対ドルで下落し、一時1ドル=142円台
- 1998年8月以来およそ24年ぶりの円安水準を更新
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本日のドル円は142円タッチでした。
一気に147円が現実味を帯びてきています。
各社の年末予想をみてもさらに円安進行することが伺えます。
論点は、米金融当局がどこまで利上げを続けるかという事になります。
次でペースを緩めるのか、0.75%をさらに続けるのか。
大方の予想では、3回連続0.75%がコンセンサスです。
つまり、次のFOMCのタイミングで5円ほど上がって、インフレ抑制がいったん完了すれば、利上げペースも減速するでしょう。
それでも経済が強いなどの理由で収まらない場合は、景気抑止強化策として追加で利上げをすることになります。
そうなるともう150円突破は確実でしょう。
年末に向けて株価底打ち、つまり景気後退(リセッション)との見方も強いです。
その場合、円安進行は止まりますが、株価も弱まってることになります。
FOMC後に落ち切ってから、年末に向けて強気相場になるのか。
それとも、年末までグズグズした地合いが続き、ふとしたきっかけで急落するのか。
できることなら、早めに急落してほしいですが、「もうはまだなり」との言葉の通り、皆が期待してる時こそ、なかなか下がらないものです。
そして、痺れをきらせて買いだし始めたら最後、急落に巻き込まれてしまう展開が有力です。
3400や3000などが節目タッチですので、上げ下げに惑わされずに、今後の利上げの可能性と株価がエントリーポイントに達したかどうかを吟味して、相場に乗っていきましょう。
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