株式会社カブロボ/pegging株式会社の運営メモ

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「投資信託に関する意識調査」で日本の投資環境を思ふ。(投資初心者に見てほしい記事)

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「投資信託に関する意識調査」を公表|野村アセットマネジメント株式会社のプレスリリース

http://www.nomura-am.co.jp/corporate/surveys/pdf/20220816_C42D753F.pdf

【簡易要約】

「投資信託に関する意識調査」を公表

  • 2005年から投資信託に関するアンケート調査を継続的に実施
  • 投資信託の保有者率、投資信託を保有するきっかけ、証券投資支援制度の利用状況・意向など、資産形成に関する各テーマについて調査

調査概要

  • 投資信託の保有者率は2019年度を底に小幅な上昇傾向
  • 年代別の投信保有者率を見ると、20代、30代の増加幅が大きい
  • 20代、30代ではNISA制度、特に「つみたてNISA」の割合が高い
  • 積立投資をしている人の毎月の積立額は、1万円~2万円が最も多い
  • 金融リテラシー・テストの正答率は年代が上がるにつれて高い
  • 前回調査と比べ、どの年代でも上昇

投資信託を保有していない理由

「投資をする資金がないから」
「何を買ってよいかわからないから」
「損をする可能性が高いと思うから」


 

~~~~~

 

「投資信託保有者率の推移」は増えていて良かったと思う一方、実は2008年は16.6%でリーマンショック後に2010年には13.0%に落ち込んでます。

その後、2011年には16.9%に戻り、2015年までは15%台を推移。

しかし、2016年(13.9%)から徐々に下がり、2018年の13.1%から2019年は11.6%。

昨年まで3年連続増加とありますが、21年は12.3%と依然として低い水準にあります。

 

もうひとつは長期積み立てをしてる人と、中期で投資信託を利用してる人、途中でやめてしまった人などが含まれていて、この数字なのかなという印象です。

もう少し、この推移についても解説がほしかったです。

 

投信保有者の年齢構成は、60代以上で49%。

20代は7%ですが、それ以外の盛大では12~15%ほど。

 

投信を保有するきっかけは「預金金利が低いから」らしいですが、その回答ができる時点で、かなり金融リテラシーが高いと思いました。

確かに金利は銀行に預金しておくだけで付与されるので昔からポピュラーな存在ではありましたけど、他の投資商品と金利を比べようという視点がある時点で、引き出しの数が多いなと感じます。

 

ただし、20代でみると5番目の理由になります。

  1. つみたてNISA
  2. ネットで気軽に投資ができるから
  3. ポイントが付与されるから
  4. 一般NISA
  5. 預金金利が低いから

 

NISAとネット証券の存在がとても大きいことがわかります。

また、ポイント経済圏も大きく貢献しているようです。

逆に60代以上は、「退職金の運用のため」に投資の一環として投資信託を保有しているようです。

 

 

 

この辺は、退職金で初めて資産運用をして失敗する人たちのニュースも聞きますので、少額でもよいから早めに始めて見て、情報収集と実体験で学ぶのが一番かと思います。

50代までは退職金も期待できますが、40代以降はそこまでまとまった退職金も期待できないでしょうから、早めの資産形成がより重要になってる訳です。

そうみると、現在の50代ぐらいまでと40代ぐらいの間に、大きな行動変容がありそうです。

 

いわゆる昭和の価値観(対面重視)と、平成以降の価値観(効率性重視)みたいな傾向が見て取れます。

 

また大変興味深いデータとして、「投資パフォーマンス別 積立投資の経験有無」がありました。

積立投資経験と運用益の傾向です。

+15%以上:積立有55%

+15%未満:積立有53%

+5%未満:積立有49%

-5%未満:積立有42%

-15%未満:積立有35%

わからない:積立有40%

 

明らかに、積立投資を絡めている人のほうが良いパフォーマンスとなっています。

積極的に積立投資を活用することで、資産形成のリターンを高めることが期待できます。

 

ただしこの辺も、どの銘柄に投資するかが重要になりそうです。

もちろん、個別銘柄で外れを引いてしまった人や、投資信託でも不適切な商品を選んでしまうと、思ったような結果が得られません。

 

 

 

一般的にいいますと、「株式投資」と聞いてまず多くの人が思い浮かべるのは、「個別銘柄」や「株主優待」ではないでしょうか? またはFXなど。

しかし、資産形成の正解でいいますと、本来実行してほしいのは「投資信託・ETF」であり、「積立投資(つみたてNISA・iDeCo)」で、そのほうがより良い結果を期待できます。

 

この辺の乖離を埋めるべく、色々な企業や国が施策を行っています。

まずは、「投資=つみたてNISA」みたいな考えが広がること。

その次に、「つみたてNISA」にたどり着いた人が、銘柄選びで失敗しないよう交通整理をして情報を整理しておくことが必要です。

 

例にもれず、ロボ太個人の経験でも、投資は個別銘柄からスタートさせてしまいましたし、投資信託も変な商品を買ってしまいました。

少し利益を出して終えられたので良かったですが、初心者がパッと初めてしまうと、大体そんなことになるので、基本的なロードマップはあると嬉しいですね。

また、誰の言うことが参考になるかも、実際に時間の経過とともに観察しないと分かりませんでした。

それらを精査するのにだいぶ時間がかかったように思います。

 

現代でオススメの投資に関係する著名人では、元・日経の後藤さん(@goto_finance)、楽天の山崎元さん(@yamagen_jp)などをTwitterでフォローしておくと、経済動向や投資のイロハを容易に理解できるようになります。

そこから少し難易度を上げると、広瀬さん(@hirosetakao)、エミンさん(@yurumazu)などの情報も役立ちます。

 

 

 

最後に告知になりますが資産形成の過程で、より積極的にリスクを取りたい場合は、年率30%を目指す、信用ロボアドを検討ください。

 

運用実績は、下記よりご覧いただけます。
デモトレード
トレーダーYの「信用ロボアド」運用ブログ

 

疑問・質問などは、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

 

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