みんなはどうしてる?投資の実態調査(1)つみたてNISAの次の一手 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
【簡易要約】
つみたてNISAの次の一手
つみたてNISA以外にどんな投資をしていますか?
- 投資信託(積立買付)190人以上(約53%)
- 外国(株/ETF/REIT)160人以上(約44%)
- 国内(株/ETF/REIT)160人以上(約39%)
- iDeCo160人以上(約39%)
- 投資信託(一括買付)100人程度(約28%)
つみたてNISAのみの人は、次にどんな投資をしたいですか?
- 外国(株/ETF/REIT)約51%
- 投資信託(積立買付)約36%
- 投資信託(一括買付)約28%
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楽天証券の投資メディア・トウシルのアンケートでした。
母数は少ないものの、つみたてNISA経験者は、他の投資も積極的に行っており、また経験者の4割がiDeCoも利用してるとのことです。
もちろん、このアンケートに熱心に答える人のバイアスが強力にかかってますが、つみたてNISAで適切な銘柄を複数年積み立てていれば、有事に際して銘柄が下落した場合でも含み益は残っているのではないでしょうか?
その状況をみて、投資の有効性に気づき、他の投資も実行しているor検討してるのかと考えられます。
面白いのは、つみたてNISA利用者の50%以上が「投資信託(積立買付)」を行ってるのに対し、つみたてNISA利用者で他の投資未経験の人は、50%以上が「外国(株/ETF/REIT)」を検討していて、次に大きく差が開いて36%が「投資信託(積立買付)」、28%が「投資信託(一括買付)」でした。
経験者ほど、個別株よりも投資信託の有効性に気づいてるようです。
他の投資未経験の人も、積立投資の効果は理解してるものの、個別銘柄への挑戦を捨てきれないのではないでしょうか。
コロナ相場では大きく勝つ人が続出したことも有り、その影響・余韻があるのかもしれません。
現状、上昇トレンドへの転換点になるタイミングと捉えられてますが、また二転三転することも考えられます。
このタイミングで個別株は難易度が高い気もしますが、挑戦なくして成長なし。
個人的には、ぜひ適切なリスク管理下で、挑戦することを推奨します。
「複利の力」は、計算すれば確かにその通りです。
経済がこれからも右肩上がりの保証はないですが、初心者が取り組んでもっとも結果の出しやすい手法と考えられます。
しかしそれでさえ、実際にやってみないと本当の意味で理解できないのでしょう。
それだけに、つみたてNISAをはじめの一歩として経験してる人は、それ以外の人に比べ大きくアドバンテージを得てます。
若年世代を中心につみたてNISAの利用普及が進み、次の次の一手ぐらいに 信用ロボアドも検討してもらえれば幸いです。
楽天証券の調査なので、ロボアドバイザー認知度や利用率は下位クラスでしたが、SBI証券で調査したらどうなるのか気になりますね。