GPIF運用収益マイナス1.91%、2四半期連続の赤字-4~6月 - Bloomberg
【簡易要約】
- 世界最大の年金基金、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2022年4-6月(第1四半期)の運用収益率はが▲1.91%
- 資産別の収益率は、国内債券が▲1.31%、国内株式が▲3.68%、外国債券が+2.71%、外国株式が▲5.36%
- 6月末時点の運用資産額は193兆126億円で、収益額は101兆6787億円
理由
- 金利差拡大で円安が進み、外国債券はプラス
- 外国株式は下落を補い切れなかった
運用方針
- 長期の実質的な運用利回り目標として賃金上昇率を1.7%上回る水準に設定
- 20年度からは資産配分を国内外の債券と株式に25%ずつ、等分に振り向ける基本ポートフォリオに基づき運用
- 収益率+3.56%(年率)
- 収益額+101.7兆円(累積)
【米国市況】S&P500が週間で上昇、雇用統計は好調-ドル135円付近 - Bloomberg
【簡易要約】
- 7月の米雇用統計は予想に反して非常に好調
- 連邦公開市場委員会(FOMC)が次回9月の会合で0.75ポイントの大幅利上げに動く可能性
- ドル・円相場は円安が進み、1ドル=135円
米7月雇用統計・NFPは前月比52.8万人増だった半面、家計調査の就業者数は同17.9万人増と、引き続き両者に乖離あり。 複数の職を持つ者が同14.0万人増と2ヵ月連続で増加しており、NFPを押し上げか。ちなみにフルタイムは7.1万人減と過去4ヵ月間で3回減少、健全な雇用増加と言いづらい。
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GPIF運用成績ですが第一四半期もまずますの成績。
資産運用における4分割ポートフォリオは見習いたいところです。
パッと見て国内債券はあまり役立たなさそうですので、米国株・全世界株(ETF・投資信託)と外国債の組み合わせで、十分バランスは取れそうに見えますね。
個人投資家の場合は、そこに現金も含まれてきます。
運用リターンも年率3.56%となってますけど、国内をうまいこと調整すれば、もう少し成績を上げられそうな気がします。
雇用統計も引き続き好調で、米国の経済の底堅さが見受けられます。
ただし、フルタイムが減って複業してる人が増えてるから、増加してるのでは?というTwitterでの指摘もあり、なるほどと思いました。
つまり、健全な雇用の増加ではないのなら、景気の強さも実態としては存在してなくて、複業を前提とした雇用統計の数値解釈を取り入れるための過渡期かもしれません。
その場合、もしこれが広く知れ渡っていないのであれば、サプライズとなって急落要因になることも考えられます。
今の状況をかんがみるに、もうひと下げあってもおかしくないです。
ただし、下げを期待して「待ちぼうけ」してしまうのも得策ではないため、年率30%を目指す、信用ロボアドを活用しながら、チャンスを逃さない資産形成体制を構築いただければ幸いです。
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