10兆円規模「大学ファンド」、TOPIX押し上げ効果最大6%か - Bloomberg
【簡易要約】
- 運用益で研究などを支援する「大学ファンド」の運用開始
- 2021年度内に4兆5000億円でスタート
- 公的資金も投じて運用規模は10兆円を目指す
- 日本銀行に代わって株価下落時の下支え役も期待される
- 長期運用目標は年4.38%以上
- 大学に提供する支援金上限3000億円と物価上昇分を賄う
- 資産構成は株式65%、債券35%を目安
- 運用方針は、最低限のリスクで運用目標の達成を目指す年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に対し、「許容リスクの範囲内で利回り最大化」と積極的姿勢
- 国内株式ウエートは25.7%~32.9%と推定
- TOPIXを4.6%~5.9%押し上げる規模
- 海外投資家にとってもサポート
岸田政権でも日銀金融政策に変化なし、強まる財政との連携-サーベイ - Bloomberg
【簡易要約】
- 日銀は22年一杯まで現行緩和維持との見方が大勢
- 76%のエコノミストは日本経済に悪影響を及ぼすほどの円安にはならないと予想
- 日銀が制御に動く円安水準の中央値は125円
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日銀の買い入れを減らしていく方針が発表されて、日本も独り立ちを目指して頑張っていく意思表示だと捉えていましたが、全然そんなことはありませんでしたね。
代わりに「大学ファンド」が設立され、日銀の代わりに下支えしてくれるようです。
嬉しいのだか悲しいのだか、なんとも言えない感じですが、今後の急落はチャンスと捉えられます。
用途が大学への研究費援助のため、目的別資産運用とのことで、個人で資産形成を考える人も、リスクを最低限にするなら「GPIF」、常識的なリスクを取るなら「大学ファンド」とポートフォリオを参考にしてみるのも良いですね。
また、年率30%を目指すなら信用ロボアドもお忘れなく!
円安進行に関しては、どこまで進むかは別に125円ぐらいで収まるでしょうとのメッセージ。
政府は割と早めに牽制しているようですが、「大学ファンド」のようなニュースがあれば、海外投資家も日本に投資しやすくなるとのことで、円安進行を止める材料になります。
やはり、日本は金満国家として投資を中心に組み立てていくのが、いま最も現実的で成果が出やすい方法な気がしています。
1億総投資国家を目指して、邁進していきましょう!