【米国市況】S&P500種、13カ月ぶり安値-国債はブルスティープ化 - Bloomberg
【簡易要約】
市況全体
- S&P500種株価指数は13カ月ぶり安値(3991.24)
- 米金融当局のリセッション(景気後退)なく、インフレスパイラルを阻止に強い懸念
- ダウ工業株30種平均(32245.70)
- ナスダック総合指数(11,623.25)
相場見通し
- 中国でのロックダウンの影響や世界的な金融政策引き締め、ロシアのウクライナ侵攻長期化リスクなどの懸念
- 米国債市場では利回り曲線がブルスティープ化
- インフレの軌道が明確になるまで、値動きが大きい展開は続く
- 金融状況の引き締まりや市場の流動性不足のなか、短期的な上げ相場は難しい
ブルスティープ化?
日米比較:金利が下がるとどうなるか?https://t.co/Vtb3eEna1n
— まこやん (@makoyan_225) 2019年9月7日
日本ではデフレが長期化したため金融緩和期待が燻り続け下方シフトしながらの平坦化(ブル・フラット化③)が進んだ。米国では景気拡大が続き長期金利が上昇する中で、利上げによって短期金利が上昇するベア・フラット化②が通常である pic.twitter.com/OH6fBBxFyu
【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース - Bloomberg
【一部抜粋】
- 暗号資産(仮想通貨)ビットコインは2021年7月以来初めて3万1000ドル割れ
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各指数はご覧の通りです。(カッコ内は52週高値比)
s&p500種株価指数(-17.2%)
ナスダック総合指数(-28.3%)
ダウ工業株30種平均(-12.7%)
ビットコイン(-48.9%)
イーサリアム(-46%)
こうしてみるとS&P500への投資がいかに大切かが理解できますが、現在で見るとS&P500も大きく下げていて、難しい相場だとわかります。
結果論ではありますが、個別銘柄のエクソンモービルやシェブロンに1月4日以降、乗り換えていた場合、それなりに資産を守れていました。
また、ナスダック総合指数に関しても、一度、11月で天井を付けた後、大きく下げてからの12月天井。
本来、タックスロスセリングの買い戻して、市況が好調であればここからさらなる上げに転じる展開でしたが、そうはなりませんでした。
ダウ工業は、債権とS&P500の間の子と言ったところで個人のリスクと取り方次第でしょうか。
ちなみに、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)では一番下げ幅が小さく、米国凋落を気にする場合は、ダウにかけるよりもこちらも有効になります。
12月の高値比では-4.1%です。
まあ、それもあくまで結果論ではありますが、下げ幅は-13.6~15.8%ぐらいで収まってます。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(-6.5%)
個別の石油銘柄であれば、NASDAQのピーク懸念で1月4日以降の乗り換えは可能でしたが、eMAXIS Slimは全世界で米国も含むため、一旦一緒に大きく下がってることからも切り替えるタイミングの難しさを感じます。
だからといって、米国除く全世界株はもっとヒドイことになっていたり。
SPDR MSCI全世界株式(除く米国(-20.7%)
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