米消費者物価指数8.5%上昇、伸び加速-FRBへの圧力強まる - Bloomberg
【簡易要約】
- 総合CPIは前年同月比8.5%上昇(前月は7.9%上昇)
- コアCPIは、前年同月比6.5%上昇
ファンドマネジャーの悲観度は過去最悪-BofA顧客調査 - Bloomberg
【簡易要約】
市場のセンチメント
- 景気が悪化すると見込む投資家の割合は過去最高
- スタグフレーションの予想は2008年8月以来の高水準
買いシグナル点灯?
- BoAの逆張り指標の買いシグナルが点灯
- しかし、BoAストラテジストは、シグナルを棄却し、「値上がり時の売り」を推奨
- 本格的な下げはこれからやって来る
【簡易要約】
- FRBは必死にインフレの息の根を止めようとしてる(利上げと量的引締め)
- これから1年を通じて最も危険な季節
- ウォール街の格言「Sell in May and go away.(5月に売り、バケーションに行け)」
- 5月から10月の半年間のS&P500のパフォーマンスは+2.2%で、11月から翌年4月までの半年間では+13.9%
スリランカ、一部対外債務の支払い停止-債務再編を目指す - Bloomberg
【簡易要約】
- スリランカ政府は一部対外債務について支払いを停止
- 経済への打撃が大きいハードデフォルト(債務不履行)を回避したい意向
- 同国ではインフレ率が20%に達し、電力不足も深刻
米国務省、上海総領事館員の家族らに退避命令…コロナ感染拡大で : 国際 : ニュース : 読売新聞オンライン
【簡易要約】
- 在中国米大使館は、上海総領事館員の家族らに退避命令
- 新型コロナウイルスの感染が急拡大が理由
- 中国外務省は、「(米国が)人員退避の問題を政治化している」と猛反発
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CPIは、鎮静化でも、横ばいでもなく、上昇。
本来なら、「買いシグナル点灯」の場面もストラテジストは、さらなる下落を予想。
スタグフレーションの到来に疑問の余地がない状況。
利上げやQT(量的引締め)を実施したところで、インフレ率が急激におさまるとも考えづらいです。
景気後退は避けられないとして、スタグフレーションにまで及ぶ可能性も出てきました。
本来であれば、10月ぐらいまでに安値で拾い、翌3~4月を出口に売り抜ける戦略に変更はありませんが、スタグフレーションとなった場合は、通常の景気後退(リセッション)とは異なるシナリオになるでしょうか?
具体的には、スタグフの有無が、11月以降の株価上昇にどれくらい影響を与えるかきになるところです。
また、スリランカ政府はデフォルト危機に瀕してます。
他にも対外債務で不履行の危機に面してるところは、続々と現れるはずです。
上海領事館では、米国職員の家族など含め退避命令が出たとのこと。
理由は、新型コロナの感染拡大とのことですが、他の理由はないことを願います。
現状の空気が重すぎて、少しホッとしたタイミングで上を目指すような動きを見せるかもしれませんが、10月末まではひたすら待ち続けるのが得策です。
もしくは、来年3月の売りを想定したナンピン買いを進めるのもよいでしょう。
基本的には、10月までは下り坂のため、買い出動や物色に動き出すのも8月以降で十分ではないかと考えます。
とはいえ、相場のタイミングは読みづらいものですから、年率30%を目指すなら、信用ロボアドを検討ください。
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