米消費者物価7.5%上昇に加速-40年ぶりの伸び率、予想も上回る - Bloomberg
【キーポイント抜粋&簡易要約】
キーポイント
- 総合CPIは前年同月比7.5%上昇-前月は7%上昇
1982年以来の大きな伸び
ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は7.3%上昇
前月比では0.6%上昇(市場予想0.4%上昇) - 変動の大きい食品、エネルギー除くコアCPIは前年同月比6%上昇-前月5.5%上昇
同じく1982年以来の高い伸び
市場予想5.9%上昇
前月比では0.6%上昇(市場予想0.5%上昇)
簡易要約
- 物価上昇が続き、直近の賃上げ効果は薄れた
- 家計の購買力は損なわれた
- 賃金の上昇ペースはインフレに追い付いてない
- 短期金融市場は、米金融当局による引き締めペースの予想を強めた
【米国】消費者物価指数(CPI) - 経済指標 - Yahoo!ファイナンス
【引用】(単位:%)
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
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22年 | 7.5 | |||||||||||
21年 | 1.4 | 1.7 | 2.6 | 4.2 | 5 | 5.4 | 5.4 | 5.3 | 5.4 | 6.2 | 6.8 | 7 |
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インフレが4%を超え、10か月が経ちました。
インフレマジックナンバ-4の可能性が、徐々に帯びてきてます。
当初は、路線②の想定でした。
なぜなら、昨年5月の時点では「雇用の回復」が急務だったからです。
「②FRBが行動するかどうか
連邦準備制度理事会が介入する必要がないと決定した場合、インフレが続いても株式は当面の間、大丈夫かもしれません。」
ところが、雇用が回復してもインフレ率は依然収まらず、2か月連続の7%台です。
「③株式の高さ
今回、株は非常に高価です。
1960年代のブーム終了時、S&Pはその後18か月で価値を3分の1以上を失いました。」
起点を21年4月で見るなら、22年の9月までに株価は2/3程度になる可能性も。
S&P500の高値から3割減となりますと、3,360ぐらいでしょうか。
その場合、現在が4,523ですから、あと25%ぐらい下がる覚悟が必要です。
ナスダックが調子よく、それにつられてマザーズも上向きになるかといった雰囲気さえありますが、あくまで五輪期間中のお祭りムードであること、インフレがすごく高い水準で留まっていて、過去の経験からは大きな暴落が起きやすくなってる点は、重ねて注意勧告いたします。
ただ、震え上がって何もしないままではチャンスを逃してしまいます。
大事なのは積立投資の継続と、もう一つは相場の上下に動じないシステムトレードを駆使した 信用ロボアドの活用でしょうか。
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