お任せ運用のロボアド、主要4社の運用成績を比較: 日本経済新聞
【簡易要約】
- 「投資一任型」ロボアド、主要4社の運用成績を比較
- 規模で独走しているのはウェルスナビ
- 21年11月10日には預かり資産が6000億円超
- 比較は、ウェルスナビの「WealthNavi」、お金のデザインの「THEO」、楽天証券の「楽ラップ」、マネックス・アセットマネジメントの「ON COMPASS」の4つ
- 「楽ラップ」の運用効率が高め
- 「WealthNavi」のみ異なる計測期間のため、単純比較はできないが好成績
※2016年7月末から2021年9月末、W社のみ2016年1月19日~2021年9月末
ロボアドであなたの投資スタイルを自動診断!(下記5つに分類)
- のんびり資産形成コース(想定リターン 3%/年)
- じっくり資産形成コース(想定リターン 4%/年)
- なかなか資産形成コース(想定リターン 5%/年)
- しっかり資産形成コース(想定リターン 6%/年)
- がっちり資産形成コース(想定リターン 7%/年)
積極度を5段階で評価
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QUICK資産運用研究所が半年に一度、各社のリリース情報を元に作成しているリスク・リターンの運用成績比較。
前回の記事はこちらです。
コメントでは、
- 1年でみると、T社R社が調子良さそうです。
- 長期では、W社とR社が調子良さそうです。
- 現時点では、R社が最適解に見えますね。
としていました。
前回(上2つ:直近1年・開始以来)と、最新版(下2つ:直近1年・開始以来)です。
リスクとシャープレシオ基準で見ますと、
- 1年では、OC社が良好でW社がやや悪化してます。
- 長期では、W社とR社が依然として好調です。
- 現時点では、R社が引き続き最適解で、W社も良いです。
そういう訳で、成績の良い「らくらく投信」と「楽ラップ」の運用診断を試してみました。
らくらく投信では「がっちり」、楽ラップでは「中」(5段階で真ん中)の判定。
意外とこういう時どうする?といった考え方を聞かれるため答えやすいのと、質問から結果を予想できてしまう部分はあるのですが、その辺に意識が向きすぎなかったので、フラットな気持ちで回答できました。
投資をする上で、自分の気質を知ることは大切ですので、サービス利用は別にして、一度、試されてみてはいかがでしょうか?(もちろん、無料で登録も不要です)
信用ロボアドは、積極的にリスクを取りに行くサービスのため、診断結果が真ん中以上の方にオススメするサービスと言えます。
蛇足ですが、診断をしていたら、質問前半にある「年齢」や「資金の余裕具合い」の回答が、診断結果にけっこう影響を与えてるんじゃないかという身も蓋もない話もあるんじゃないかと感じました。