株式会社カブロボ/pegging株式会社の運営メモ

年率30%を目指すロボアドバイザー「信用ロボアド」を提供する株式会社カブロボ(旧gescalgo)の運営メモです。お金や投資、相場にまつわる情報を発信してます。


【市況ニュース】強欲な米国市況、当面の株価の鍵は?(および、転職での期待できる年収アップ率)

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ゴールドマンCEO、市場の強欲が恐怖を大きく上回っている - Bloomberg

【簡易要約】

  • 米ゴールドマン・サックスCEO
  • 40年のキャリアで、強欲が恐怖を大きく上回る時期が複数あった
  • そうした時期というのは長くは続かない
  • 持続的な景気回復が難しくなるとの懸念

 

 

インフレで株式市場はどうなる? マーケット|SBI証券

【簡易要約】

米国民の暮らし

  • 10月の消費者物価指数は前年同期比+6.2%とインフレの加速
  • 賃金上昇率-消費者物価指数でみると10月は-0.5%
  • 庶民の暮らしが苦しくなっている

 

賃金物価スパイラル

  • FRBは賃金が上昇しはじめると、急にそわそわする
  • 生産性向上を伴わない賃金上昇は、賃金・物価スパイラル現象を引き起こす
  • 労働者が消費に回せるお金が増える→賃上げで余計に支払う→物価の上昇を招く
  • 結果、給料が増えても生活が楽にならない悪循環
  • 賃金上昇はしつこく、くせになりやすい

 

転職市場について

  • 会社にとどまっている人の賃金上昇率は+3.5%
  • 給料の良い会社に転職した人は賃金が+5.5%
  • 人材の売り手市場が出現
  • その一方で市場価値の無いワーカーは同じ職にしがみついている構図

 

今後の鍵はGDP

  • 第3四半期のGDPは減速しており、やや不安
  • 第4四半期は力強くリバウンドすると考えるエコノミストが多い
  • GDPのリバウンド(反発)にかかっている
  • 経済に陰りが見え始めたら株式市場には黄信号が灯る

 

 

 

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ゴールドマン・サックスCEOの発言は、すぐに起こるかもしれないし1-2年先の話かもしれないですし、心に留めておくにとどまる話です。

 

実際の米経済は好調で、しばらくは好景気が続く見通しです。

今後の経済動向を占う鍵はGDPとのことです。

 

この記事で気になったのは、今後、日本も後を追うことになる米国の労働市場ですが、転職できる人ほど賃金上昇の恩恵が得られ、転職できない人は会社にしがみつくしかない構図の数字も出ていたところです。

 

後者の人は、インフレの影響をモロに受けてしまいます。

年収500万円の人なら、17.5万円(1.5万/月)と27.5万円(2.3万/月)で10万年(月8千円程度)の差があります。

 

この積立投資のような差が時間をかけることで拡がるし、キャリアに貪欲ならさらに差が開くため、格差につながるんだなと実感させられます。

 

金融資本を持たない人の一番の収入源は人的資本(稼ぐ力)ですから、金融資本の増殖は積立投資と信用ロボアドで自動運転をして、あとはいかに稼ぐか(人的資本への投資)に注力するのが良さそうです。

 

金融商品への投資と同じで、人的資本への投資もリスクとリターンの関係でみれば判断が付きやすいのではないでしょうか?

 

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