ドル不足「6円円安」試算も 供給制約で円需要乏しく: 日本経済新聞
【簡易要約】
- 10月上旬からの急激な円売りが一服
- 実需勢による円安の懸念
- ドル不足は約10兆円=「年間6円分の円安要因」との試算も
- 輸入企業のドル需要を背景に再び円安が進む可能性
コロナ禍で「ドル調達難」露呈 日銀がリポート: 日本経済新聞
【簡易要約】
- 外貨建て資産の5割以上を貸出が占める一方、負債側では預金の割合が4割弱
- 預貸の差分を市場から調達する必要があり、金融市場の混乱時にリスクが高まる
- ドル供給策の利用残高はコロナ禍で一時、約2200億ドル(約25兆円)
円安が進んだら、日本が弱くなったら…つみたてNISAやiDeCo、資産形成に影響がある? – MONEY PLUS
【簡易要約】
円安で資産は大丈夫?
- 円安は、一概に「いい・悪い」と言い切れない
- 原油をはじめとする原材料高騰による円安は「悪い円安」
- 円安が進んだ場合、私たちのNISAやiDeCoなどの資産は大丈夫か?
「為替差益」の恩恵
- 為替レートが円安に進むと、外貨建ての資産の価値が高まる→「為替差益」
- しかも、日本経済は低成長
- 海外投資なら(特に米国なら)、為替差益と経済成長による恩恵を期待できる
円高/円安と株価の関係
- 円安と株価上昇、株価下落と円高も同じタイミング
- リスクオンになると株価上昇が起こり、同時に日本円を持たなくなるので円安
- しかし、今回の円安は、リスクオンではなく、原油など原材料高騰が主な原因
- 円安による輸入コストの増加と、原油など原材料高騰のダブルパンチ状態
- 日本経済の成長の足かせ(輸出企業の業績はよくなる)
外国人投資家の動向
- 日本株の売買代金シェアの約7割は外国人投資家
- 外国人投資家の売りによる日本株下落の可能性も(その場合、同時に円高が起こる可能性も)
- 日本の資産を持つことは分散投資の観点からも重要(何事もバランスが重要)
オススメ投資信託
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
- ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
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原材料高騰と、その影響もあり止まっていた輸入再開による円不足により、今後も円安は進みそうとの予測。
現在が114円程度ですから、120円ぐらいまでが範囲です。
実際に円安になると海外資産は、為替の変動率分だけ利益が出ます。(為替差益)
ただし、経済は振り子のように行ったり来たりしますし、複雑に絡み合って連鎖しているため、一極集中ではなくバランスが大事とのことです。
リスクを避けるなら全世界株の投資信託やETFが良いですし、年齢に応じて債権比率を上げることも考えられます。
その辺は下記の記事を御覧ください。
結局、投資信託の何が良いかと言いますと、複数の銘柄をパッケージにして商品化しているため、一つがダメでも他の銘柄でカバーできる点です。
また、資本主義経済は右肩上がりになる前提で動いているため、時間を味方につければ、プラスになる(はず)だからです。
となると大事なポイントは、長期的に成長し続ける対象に投資することです。
その意味では、S&P500種など米国の指数であっても、日本より高い成長力が中長期に期待できるため、比重を高くするのも理にかなっています。
短期的な為替の差損や手数料を含めても、「成長がすべての傷を癒やしてくれる」式の考え方です。
逆に信用ロボアドの立ち位置は、成長などは一切関係なく、日本と米国の値動きのアノマリーに着目した投資手法で、株価が大きく動くボラリティが高い状況でより威力を発揮する傾向にあります。
多少のリスクを取ってでも、資産形成をブーストさせたい方は検討の価値があるでしょう。その際は、デモトレードの内容も参考にしてみてください。