潜在市場規模30兆円のロボアド市場は参入障壁の確立がカギ、注目の振興サービスは? – MONEY PLUS
【簡易要約】
- ロボアドの潜在市場規模は約30兆円
- 20~50代の個人金融資産約650兆円のうち、約5%相当
- 60代以上が有する個人金融資産の約1%弱がラップ口座で運用からの予想
- ロボアド最大手であるウェルスナビ社の運用資産残高5,500億円
- 上位三社のサービス合計(WealthNavi、THEO、楽ラップ)でも残高1兆円弱
- 依然として成長市場
各社の運用パフォーマンスは、シャープレシオで概ね0.7~1.0程度
- 注目はミンカブ
- 2021年12月に「FOLIO ROBO PRO」のミンカブ版を提供する見込み
- AlpacaJapanのAI技術によるリターン予測、ダイナミックなアロケーション変更が特徴
- 資産形成管理ツールである「みんかぶアセットプランナー」も期待
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最近、話題に乏しかったロボアド業界。
圧倒的王者のWelthNavi社に動きがみられないため、落ち着いた印象です。
NISA対応だけでなく、iDeCo対応した後、従業員などに対して予めWelthNavi社で積立するプランなどを企業の福利厚生として新社会人向けに展開したいでしょうけど、その点については、まだ金融庁などとの交渉中でしょうか。
その交渉を前にすすめるのは、意外とミンカブ社だったりするかもしれません。
ミンカブ社のロボアドが力をつけてくれれば、ロボアドがiDeCo対応した際の選択肢が増えるため、許可しやすいのではないかと考えられます。
また、THEOや楽ラップなども協力して、iDeCo対応を推し進めるでしょう。
携帯会社別に見ると、WelthNavi社はSBI(ソフトバンク)、THEO(docomo)、楽ラップ(楽天)のため、ミンカブはAUでしょうか。
なんにせよ、現状はWelthNavi社が一人勝ち状態なので、我々も信用ロボアドの普及に向けて日々発信を続けていきます。
初期費用の点では、100万円以上スタートなのがネックですが、シストレで年率30%のロジックは魅力的ではありませんか?
過去の記事「【ロボアド比較2021年5月版】ロボアドの盛り上がりを感じます。」では、各社のシャープレシオを計算したものもありますので、それらと合わせてご覧いただき、検討いただければ幸いです。