最近のスタグフレーション警戒は「見当違い」-JPモルガン - Bloomberg
【簡易要約】
- JPモルガン・チェースのストラテジストはスタグフレーション警戒は「見当違い」と指摘
- 物色対象を割安株や景気敏感銘柄に移す動きはまだ続くとの見方
- 主要中央銀行がインフレ抑制よりも回復基調の維持を優先しているため、景気拡大が持続する公算
- 米国債利回りは上昇基調に戻る可能性が高い
- 基調インフレ率は大きく上昇することを市場は総じて織り込んでいない
原油先物、数年ぶり高値 天然ガス・石炭高騰で代替需要 | ロイター
【簡易要約】
- 原油先物価格は数年ぶり高値
- 新型コロナ禍からの回復に伴い需要が引き続き堅調
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連日のスタグフレーション、インフレ懸念実況、失礼します。
紹介した記事で現在の状況をおさらいしますと、①長期金利は引き続き上昇傾向、②原油価格も高騰、③景気は強い(政府が景気回復を優先しているから)とのことです。
これで景気が交代すればスタグフレーションの完成ですが、そうはならずに通常の業績相場に移行していくとの見方です。
インフレしてても景気回復して消費が活発になるのか、経済活動はままならずにインフレと景気後退のダブルパンチを食らうのかの瀬戸際といった所です。
日本はデブレマインドのため、インフレになったら経済活動は停滞しそうですし、コロナ禍で傷んだ日本経済は、弱回復しかしなさそうで米経済頼みな部分はありそうです。
米国では、コロナで困窮した人たちが、インフレによりまたも生活困窮していると思われますが、その人たちが経済活動を行えているかどうか、やはり雇用統計が目下の関心事と言えそうです。
また、ビットコインETFも無事承認とのことで、月末からテーパリング開始に向けては、依然、下落リスクを想定しています。
もし予想に反し、スルスルと株価が上がって歯がゆい思いをする可能性もありますが、その点は、株価の値動きとは無関係にシステムトレードで資産形成を図る信用ロボアドでカバーするのも一手です。
信用ロボアドは、下落上昇に関わらず、ボラリティが高いときに威力を発揮します。